【203周年イベント:薫玉堂(くんぎょくどう)の匂袋作りワークショップのお知らせ】
こんにちは!2Fのクボタです。

 

気温もすっかり高くなって、毎日暑くなってきましたね。
ゴールデンウィーク、母の日も終わり、また日常の暮らしに戻ったという方も多いのではないでしょうか。

  

私が毎日通る、家の近くの大きな公園があるのですが、最近になって初めて、緑の葉の茂った木の香りが、とてもいい香りだということに気づきました。

  

ああ、これが、「風薫る五月」とか、「新緑の香り」と言われるものなのか、と思い、気持ちが新鮮になる感じがしました。

  

いつもその道を通るのは、駅に向かう途中なので、今日はこれをしなきゃ、とか、何時に着いてこれをして…と考え事をしているのですが、そんなときに、ふわっと、気持ちのいい風とともに、木々の緑の香りがすると、ふと我に返って、気持ちが落ち着く気がします。

    

本日は、そんな「香り」にまつわる、すてきなワークショップのお知らせです☆

    

【薫玉堂の匂袋作りワークショップ】

  

日時: 2017年 5月 27日(土)
    14:00〜、15:00〜、16:00〜の3回
定員:  各回 4 名様
参加費:1個作成につき 700円+税

  

※写真は袋のデザインの一例です。

  

薫玉堂(くんぎょくどう)は、創業なんと、423年!
文禄三年(1594年)から、京都西本願寺前のいまと変わらない場所で、本願寺に出入りする薬種商として創業以来、儀式の場、日常の中で、その時代の香りを作り続けてきた京都のお香の老舗です。

  

薫玉堂さんの外観です。

  

京都西本願寺の真向かい、堀川七条を少し上がったところにあるのが薫玉堂。

  

店構えが素敵です!中はショップにもなっているので、お香や匂袋などを購入することもできます。

  

 

  

薫玉堂には、代々伝わる調香帳というものがあるそうなのですが、そこには秘伝の調合や材料について記録が残されており、長い年月をかけて自然が育んだ香木や、薬種として漢方に使用されるもの、調合方法などが数多く記載されているとのこと。

  

  

大地の恵みである植物を大切に調合し、体を癒やす薬として、また、心を癒やすお香として、日々の生活に取り入れてきた先人の知恵を、現代に伝える…

  

そんな想いを元に、日本最古の御香調進所として、本願寺を始め、全国各宗派の寺院へお香を納め続けています。

  

西本願寺です。ここから振り返るとすぐ、薫玉堂さんがあります。

  

さて、そんな伝統ある香りの専門家・薫玉堂さんをお招きして、自分の好みの香りを調合しながら、かわいい匂袋(においぶくろ)をお作りいただけるワークショップを、5/27(土)に開催いたします!  
 

  

匂袋とは、香り袋、サシェとも言い、袋や紙の中に香料を入れたもの。

  

引き出しやクローゼットの中に入れて、便箋や服、下着などに香りをうつしたり、かばんやポーチに入れて、開けたときにふわっと香りを漂わせたり…と、香水のような役割のものとして、日本で太古の昔から、女性たちの間でたしなまれてきた、すてきな香りのアイテムです☆

  

白檀を基本として調合されたベースの香料に、お好きな香りを5〜6種類の天然素材から選んでいただいて調合し、小さな袋に詰めて、自分だけのオリジナル匂袋ができあがります。

  

白檀(=サンダルウッド)は、昔から貴重な香木として重宝されており、寺院での儀式、アーユルヴェーダの薬草として使われてきました。心を落ち着かせたり、頭痛や不眠といった神経症の症状にも効果があると言われています。

  

今回のワークショップでは、おひとつ700円+税で、ご希望であれば時間内にいくつでもお作りいただけますので、ご自分用とプレゼント用、引き出し用と持ち歩き用…など、用途を分けていくつか作られるのもオススメです☆

  

  

ご予約優先制となっておりますので、ご参加ご希望の方は、
イノブン四条本店 075-221-0854 までお電話にて、
①2階 ワークショップの件とお伝え頂き、
②ご希望のお時間 14:00~、15:00~、16:00~のいずれか
③お名前、ご連絡先、ご参加ご希望人数をお伝えください。

  

歴史ある京都の香りを築いてきた薫玉堂の匂袋で、
癒しの香りを身近に感じる毎日を、気軽に楽しんでいただけたら幸いです。

  

それでは5/27(土)、みなさまのご参加をお待ちしております☆

  

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