伝統が詰まった座布団

こんにちは、2Fのモリタです。

私事ですが先日、ずーっと欲しかったミシンを購入しました!

今まで趣味で集めていた布やボタンがやっと形になるのかと思うと今からわくわくします^^

ミシンは小学生の家庭科の授業以来ですが、きれいに作ることができるように頑張りたいと思います。

 

さて、本日ご紹介するのが、当店でもおじゃみ座布団でおなじみ、洛中高岡屋の小座布団と背当てふとんです。

 

 

 

CIMG7910

 

 

こちらの大きい方が、小座布団 4800円+税(※床に直置きはしておりませんので安心してください!)

和室だけではなく洋室でも使いやすいこの座布団、すごくふかふかで本当に気持ちいです!

 

 

CIMG7909

 

 

そして小さい方は、背当てふとん 3800+税

 

椅子の後ろに置くことでほどよい背もたれになってくれます。小座布団とは違い、張りがありしっかりとしていて背中をしっかり支えてくれます。

柄もインテリアとしても違和感なく置けるものを揃えています!

 

 

……座布団の紹介がこれだけだとただの少しお高い座布団で終わってしまいますので、もう少し詳しく説明させていただきます。

 

高岡屋さんの座布団は、「京座布団」という種類になり、京座布団には3つの特徴があります。

まず、座布団中央の「とじ」は普通十字でとじられていますが、京座布団は「三方とじ」でとじられています。

 

CIMG7912

 

 

 

この由来は様々ですが、一説によるとお客さまじ座布団を出すとき、前と後ろを間違えないようにするためと言われています。

写真でいうと、上に伸びている1本の向いている方が前になるそうです。

 

次に、京座布団は裏が平らで表がもこもこと盛り上がっています。真ん中の体重がかかる部分は綿が多めのため、ヘタレにくい伝統の技術が施されています。

 

最後は、四隅の「房」です。京座布団の房は座布団の角の綿をつかむように施されています。

 

 

CIMG7913

 

 

これは、座布団の角から綿が抜けにくいようにするためです。

最近のものは単なる飾りとするものが多いそうですが、京座布団のはちゃんと意味があるんですね。

 

全て細かいことですが、昔から培ってきたさりげない「おもてなしの心」と伝統の職人の技が施された座布団だからこそ体によく馴染み、長く使い続けることがでます。

素晴らしい日本の伝統の技術がつまった座布団なのです

 

2Fに寄られた際はぜひ触ってみてください。なんだか欲しくなってしまう気持ちよさなので!

それでは皆様のご来店心よりお待ちしています。

Read Comments

コメントを書く