【お香とお線香の違いって?というお話】
こんにちは、高の原店スタッフのタカムレです。
前回のブログでもお話ししましたが、私ここ最近お香にハマってまして、前回に続き今回もお香をご紹介させていただきたいと思いますが、その前に、お香についてよく聞かれる質問がありまして、それは、【お香とお線香は何が違うの?】という質問です。イメージとしては「お香」は香りを楽しむ用途でお部屋などで使うもの、「お線香」はお仏壇やお墓参りなどでお供えするもの、という感じですが、結論から言うと明確な線引きは無いようで、要は心持ち次第で「お香」をお供えしても、「お線香」を部屋焚きしてもよいと思われます。ただ両者の特徴には違いがあって、「お香」は香りを楽しむ用途で作られているので、形状的にやや太く(コーン型もあります)強く香ります。「お線香」は逆に形状的に細めでその分長く(一般的には13~14センチくらい)、長い時間焚けるようになっています。香りの系統としても「お香」はお花や木々、果物、香水系の精油などを調香した香りが多いですが、「お線香」は白檀や沈香といった香木を中心に漢薬などを調香して作られたものが多く、いわゆるお寺などで香るような厳かな香りのものが多いです。ですが最近はコーヒーの香りのお線香なんかも見かけますし、香りの系統も両者ともあいまいになってきていて、やっぱり「心持ち次第」ということになっちゃいます(^^)
前置きがかなり長くなってしまいましたが・・(^^;)
今回ご紹介するのは、いわゆる「お香」の部類に属している、大香さんの「りらく」です。
中を開けると試験管のような小さなビンにお香が入っています。(この小ビン「りらく」を使い終わった後も、お香を保存するのに超役立ちます)パッケージの上部分には小さなお香立ても付いています。
今回は「すみれの香り」を試してみましたが、焚いてみるとお香にしては柔らかめですが、しっかりとすみれの香りがします。涼やかなお花の香りで、じめじめした今の時期に焚くと気持ちがスッキリしますし、上品な香りですのでお仏壇のお供え用途でもぜんぜんお使いいただけます。
ご興味があれば是非、広い視点で「お香」や「お線香」の香りを楽しんでみてくださいね!