作るおもしろさと緊張感
こんにちわ~
Aスクエア店のタナカマイです~
最近、母の仕事のお手伝いをしました。
母は、採寸から縫製までする洋裁のプロでして、裁断の後、仕上がりの形にしつけ糸で一旦形を作って、補正、修正、本縫いと…とても手間のかかりますが、その人にピッタリの1着を間違いなく作る尊敬する職人さんです。
私がお手伝いしたのは、一旦しつけ糸で形になっているところから、ほどく、修正、本縫いと、これは、相当なプレッシャー…
オーダーをしてくださったのが、保育園に通っていた時の大好きなおばぁちゃん先生からだったので、もんのすご~く緊張しながら縫い進めて、やっとの事で仕上げる事が出来ました~
もちろん、私が縫わせていただく事は、事前にお伝えしてます。
ブラウスだけしか写真がありませんが、ブラウスとスカートのセットアップ
普段お断りしているらしい着物のリメイクで、縫いなおしが出来ないのと、細い絹糸がつれてしまって、ものすごい試行錯誤しながらでしたが。。
もう90歳近い年齢になられているであろう先生のお洒落心も見習いたいですし、ずっと母の仕立てを愛してくださっている事、しばらく仕立ての仕事をお休みしているにも関わらず母の腕を信頼してオーダーしてくださる事や、その信頼を保って仕事をし続ける母を改めて尊敬したりと感じる事が沢山ありました。
本当に1つ1つの作業にものすごく手間…と言うよりは、意味があって、1mm縫う場所が違うだけで、仕上がりが全然違ってきたり、オーダーメイドならではの細やかな作業を教えてもらい、今さらながら、母の仕事をもっと知りたくなりました。
なんでも遅い。。
でも、何をするにも遅い事はないですよね~
今から色々作ってみたいと思っています。
改めて、作る側のこだわり、それを使う人への思い遣りなどを感じる事が出来てよかったです。
ただいま、コート製作中。
裁断を失敗して生地がギリギリ。。
どんな襟にするか、早く仕上げてプレスをかけに行くのが楽しみです。
タナカマイでした。