1日ひとつのやくそく、わくわくを少しずつ。

こんにちは、イノブンオンラインショップのキムラです。

今日はいつものブログの前にお知らせがございます。

こちらで毎週更新しておりましたブログですが、次回以降の更新が不定期となります。

本店サイトの「よみもの」の内容をこちらにも掲載して参りますので、より一層季節や旬にぴったりなものを担当者の思い出などと一緒にお伝えできる内容となります。

よろしければこちらから( https://inobun.com/blog/ )今年の春から掲載をしておりました「よみもの」もご覧になってみてください。

(URLの末尾が“blog”となっておりますが仕様上、変更のきかない部分になりますので誤植ではございません。)

それでは今回のブログの内容の続きを…

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季節の行事の中で私が一番好きな“クリスマス”。
京都に住み始めたころ、四条河原町界隈が一気にクリスマスムードに変わったことが魔法のように感じました。

クリスマスまでをカウントダウンする、アドベントカレンダー。

過去のオンラインショップのアドベントカレンダーの写真を見ていきながら、思い出をお話させていただきます。

クリスマスのわくわくは子どもの頃から

リスマスに強い関心をもったのはいつだったでしょうか。

私の実家の地区は子どもが多く、大きな小学校へみんなで通っていました。

私が低学年だった頃には全学年で1000人以上。

今とは比べ物になりませんが、決して珍しくない人数だったとは思います。

特に6年生の人数がとても多くて、1クラス40人強の6クラス。

1人の新入生に対して3人くらいの5,6年生がついていてくれているような環境でした。

こういう環境だったからでしょうか、「季節の行事」というものがしっかりと盛り上がって、運動会もクリスマスパーティーも学年を超えてわいわいしていました。

とてもしっかりとした幼稚園・小学校生活を送っていたんだなと今なら思いますが、節分や雛祭りなど日本の季節の行事はその成り立ちから見聞きし教わり、かつ、クリスマスやバレンタインなどの海外から入ってきたイベントもしっかりと“身について”いったと思います。

回覧板で地区の行事のお知らせがくるのも楽しみでしたし、自分が6年生になった時、少し準備を手伝ったりしたのも断片的な記憶しかないものの懐かしいです。

今年のものや過去のもの、毎年デザインが変わるカファレルのクリスマスシリーズ。
オーナメントの形だったりプレゼントボックスの形だったり。

お知らせが来て、自宅のツリーを飾り、学校でクリスマスパーティーがあって、当日はプレゼントをもらってケーキを食べる。

だんだんと12月25日当日に向かってわくわくが高まっていっていたんです。

それはまだ「アドベントカレンダー」という存在を知らない頃のことです。

クリスマスのわくわくがつのっていく時間

四条本店のエントランス部分が秋の終わりころのある日、一夜にしてクリスマスのディスプレイへ変わる…

「昨日まで秋…ハロウィンっぽかったのに今日来たらクリスマスになってる!」

まるで魔法のようでした。

自分が1階のフロア担当だった頃の古い写真です。
左側がハロウィンまで、右側がクリスマスに変わった壁面のディスプレイでした。

四条通りの街の音楽もいつの間にかクリスマスソングに変わります。

通りの頭上にあるイルミネーションもトナカイやサンタに変わっていたと思います。

(近年は冬の装飾として10月~お正月辺りまで一貫しているのか、クリスマスの装飾よりも雲のような形の装飾が設置されていますね)

クリスマスのディスプレイを見て入り口から入ってこられるお客様からの

「うっわすっご!」

「ついこの間まで秋の商品だったのに…」

「かわいいー!」

という悲鳴が最高の誉め言葉でした。

海外から来られているご家族のお子さんまで夢中で、クリスマス本場の方からやってくる人にも響く…

そんなディスプレイは誇りです。

こちらも何年か前のクリスマスの店頭です。
エントランスの真ん中に逆さのツリーが設置してあります。

アドベントカレンダーのような日々

大学の頃からの仲良しの2人の誕生日が11月12月にまとまっているので、その友だちとは今でも11月の下旬辺りに誕生日プレゼント兼クリスマスプレゼントを贈り合います。

何も伝えてないし、どちらからともなく何となく始まったことでした。

大人になった今だと「わいわい騒げるからのっかる」という感覚が強いですが、プレゼントを贈る「きっかけ」にもなっています。

ある年友だちから贈られてきたチョコレート。

(私はチョコが大好きです)

「アドベントカレンダー」だったんです。

おとなしく1日ひとつ、食べていきました(笑)


アドベントカレンダー ライト付きウッドカレンダー ブック クリスマス
¥4,400 (込)

こちらは今年一番人気のおすすめアドベントカレンダー。

昨年まではブック型ですと片側がツリーになっているものでしたが、今年はもっと精巧な作りの開いて飾ってが楽しいLEDライト付のアドベントカレンダーが入荷しました。

でも「アドベントカレンダー」ってなんでしょう。

アドベントカレンダーは“advent calendar”。

語源を追って調べたわけではないのですが、恐らくラテン語。

ad-ventが付くので「何かしらの“前”」というのは何となく感覚で分かります。

・キリストの誕生を待ち望む期間で、12月24日までの24日間。

・アドベントシーズンはクリスマスの準備を進める大切な期間。

・“窓”を1日ひとつ開けて中の小さな“何か”を楽しみながらクリスマスを迎える期間。

一般的にカレンダーになりクリスマスまでのカウントダウンを行うものとなったのは、20世紀に入ってからだそうです。

小さな模様が入っていたり、クリスマスならではのブーツやツリーの形のチョコレートが入っていたり。
中身が味の違うキャンディーやチョコレートのものも。
アドベントカレンダー ティー 25個入 紅茶のアドベントカレンダー
¥3,780 (込)

毎年いろんなものを見かけますが、大人が楽しむためのものもあったりしますね。

紅茶を楽しめるものや、コフレのアドベントカレンダーなども街では見掛けます。

クリスマスの歴史や文化は、キリスト教の派によっていろいろなものがあります。

(大学院でヨーロッパの都市経済史を学び古い文献から研究をしていたので、「日本人が思う以上に多様なんだよな」という感覚があります)

村落にキリスト教が入ってくる前からあった慣習と結びついて変容したもの。

宗教の“中心地”でがっちりと教義に定められ、厳格に守られているもの。

次回のクリスマスのよみものの時に少し飾りにまつわるお話を書こうかなと思っています。


大人から子どもへ、さらに小さい子へ…

どんなものでも家の中で伝え続けられてきた、受け継がれてきた大切なこと。

“月”を感じる行事や文化の意味を識って大切にすること。

そういったものを異国の文化のなかでもほんの少し気かけられるとより豊かな時間になるかもしれません。

今クリスマスの商品を取り扱いながら、撮影スタッフの写真を見ながら、

「ああだんだん近づいてくるなぁ…今年も。」

自分も12月が楽しみになってきているのを感じています。

当日は、仲間と一緒にクリスマスパーティーの予定です。

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