ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第3回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。




皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」も連載第3回となりました。

今回紹介するのは2Fの藤井さん。

藤井さん、20代実家暮らし。大学時代グラフィックデザインを学ぶ。最近は山の写真や植物の画集を見る時間を楽しんでいるそうです。

安元:藤井さんが2Fでのはにわブームの火付け役だと聞きまして、その話からお伺いしたいです!

藤井:ブームってほどでも……(笑)

安元:はにわの箸置きですよね?どういう経緯で仕入れることになったんでしょう。

藤井:私8月からお箸の担当になって、それでカタログを一通り見てたら土偶とかはにわのシリーズがあって、こんなんあるんや!絶対仕入れたい!って思ったんです。twitterとか調べたら結構有名人とかいろんな人が持ってて写真上げてて、カタログと印象もそんなに変わらずめっちゃ可愛くって。ほとんど衝動的に仕入れることは決めたんですけど、周りのスタッフの意見をいろいろ聞いて回りました。5~6種類ある中からどれが可愛いかな?って聞いて、2種類に絞りました。

安元:実際仕入れてどうでした?スタッフ人気が出たと聞きましたが。

藤井:やっぱりめっちゃ可愛かったです!2Fスタッフの中村さんがもともと箸置き集めてて、ビビっときた!って言って買ってくださいました。中村さんのお子さんがちょうど社会科学習ではにわのこと調べてたーってお話も聞けて。

安元:はにわセレクトのポイントは何ですか?

藤井:ポイント??えー……何でしょう?

安元:ここが可愛い!ってポイント。たとえば目がつぶら、とか(笑)

藤井:うーん、そうですね……ものによっては結構模様が激しめに入ってて、それはちょっと怖いかな、入れないでおこうとか。単体で置いてるだけだと「え?」って感じになるので、ペアで置こうとか。こないだ再発注したときに頭がハートの形のやつも入れて、それで3種類になりました。

安元:頭がハートの形!後で見てみよ……そういうのを他のスタッフと一緒に考えながら発注したんですね。

↑はにわの箸置き。右端がハートの形!

藤井:自分の好みだけに寄ると結構危ないんです(笑)。せっかく仕入れるなら売れてほしいので。

安元:仕入れてみて売れ行きはどうですか?

藤井:結構売れてます!先週にももう1回リピート分が入荷してて、自宅用で買ってくださる方が多いです。若い女性がペアでご購入とか、箸置きの中でも売れてるほうだと思います。

安元:では続いて、藤井さんが作り上げた抹茶の平台について。どうして特集をしようと思ったんですか?

↑2F抹茶の特集コーナー

藤井:実は自分からやろうと提案したわけではなくて「やってみる?」って言われたのがきっかけで。元々、抹茶の世界に詳しいわけではなくて、いろんな道具があってどれがどう違うのかも分からなかったんです。でも抹茶碗とか見てると若い人でも可愛いと思えそうなものがあって、自分と同じ年代の抹茶に慣れ親しんでない人に向けて、新しい趣味みたいになってもらえたらと思ってやりました。

安元:いろいろ外出して見て回ったとお聞きしましたが、どんなところに行きましたか?

藤井:京都の堀川通りに茶道具屋さん多いんですけど、お茶の本に載ってたお店とか回ってみました。

安元:見てみて売場に活かせたところはありますか?

藤井:何軒か見て回ってると、こういうのが最低限一通り必要なんだなっていうのが分かりました。抹茶碗と茶筅、お茶の粉を入れる器とか、共通して揃えてるものがあって。

↑藤井さんが調べたお抹茶の一揃え。

藤井:あと、店員さんに聞いて、初心者の人には茶筅は数穂が使いやすいとか。そういうのも知らなかったし、ネットで調べても書いてあることがいろいろで分からなかったんですけど、店員さんに聞いて「へえ!」ってなりました。

↑藤井さんイチオシの抹茶碗と数穂の茶筅

安元:特集コーナー見たら数穂残り1個になっちゃってましたね。

藤井:そうなんです(笑)逆にそればっかり売れちゃって。うす茶にもこい茶にも使えるらしくって。

安元:そうなんですね~!

安元:ところで藤井さん、今担当は何ですか?

藤井:お茶とお箸との2つです。

安元:売り場を作るときに大事にしていることはありますか?

藤井:色合いを結構大事にしてて、バランスを考えています。POPの色とか下に敷く布の色とか、ぱっと見たときに「いいな」と思えるように置き方にこだわってます。見せ方で売れるものも売れなかったらやっぱり悲しいし。もっといい見せ方ができるようになっていきたいです。

安元:私も以前にお茶・お箸の担当してたことがあるんですけど、その頃から比べてやっぱり藤井さん商品の置き方・陳列にこだわってるんだなっていうのが売場から伝わってきます。いろいろ工夫してますね。

藤井:ありがとうございます!

安元:こちらこそ、今日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!

今回は藤井さんのご紹介でした。次回もお楽しみに!

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第2回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

こんにちは、イノブン四条本店の三木です。

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」第2回は3Fスタッフの野坂さんです。

野坂さん、20代、パジャマ・コスメ・インナーウェア担当。テキパキと仕事を進めながら、お客様とお話する時間も日々楽しんでいます。

野坂さんは3Fでパジャマやコスメを担当していて

毎回売場の提案やディスプレイがとてもすてきです。

この秋のパジャマコーナーも、とっても可愛く仕上げてくれました。

売場に込めた想いを聞いてみました。

三木:商品セレクトのこだわりについて教えてください。

野坂:パジャマは年に4回展示会があるので、行ける時は直接メーカーさんにお伺いして実際に商品に触れて、いいなと思うものを選んでいます。

三木:パジャマは布の触り心地も大切ですよね。

野坂:可愛い柄ものと、シンプルだけどすごく素材にこだわったもの、6.5:3.5くらいの割合になるようにしています。私が好きなのだけ選ぶと、柄物10割になっちゃうので(笑)

三木:今回の売場で、野坂さんのお気に入りポイントは?

野坂:この秋冬はとにかくテディベア柄が可愛くて!一目惚れしました。今回は展示会に行けなかったのですが、送ってもらった資料を見てこんな売場にしたい、大きなくま置きたい!って、イメージが一気に広がりました。

三木:テディベア確かに目立ってます。野坂さん、普段パジャマ着てます?

野坂:はい。春夏はハーフパンツで、秋冬は長いパンツのパジャマです。

三木:雑誌でも睡眠の特集をよく見るようになったけど、パジャマで寝るのってすごく良いみたいですね。(私はTシャツです・・・)

野坂:お家で過ごす時間が増えている今、寝る時間の切り替えにもパジャマは良いと思います。

3Fではパジャマだけじゃなくてルームウェアもあるんですが、普段可愛い系を着ない人でも一目惚れするようなものが見つかると思います!

三木:私まさにその可愛いの着ない人ですけど、確かにいいな~と思います。ルームウェアのワンピースなんかは、シンプルで普通のお洋服みたい。これにカーディガン羽織ってたらもうわかんないですね。

あと、野坂さんのコーナー、写真がいっぱいありますね。

野坂:私、以前は1Fを担当していて、その時みんながお洋服の着画をPOPにしていたんです。3Fのパジャマやルームウェアも、写真があったほうが着た時の雰囲気が伝わりやすいかなとおもって付けています。商品が届いたのと同時にPOPも見てもらえるように、前もって準備しています。

三木:さすがです。

野坂:#おうち時間 っていうのがインスタでも流行ったりして、お客様も「お家の中でも可愛いの着たくて」という方は多いです。お外に着ていくお洋服を選ぶように、ルームウェアやパジャマもおしゃれなのを選んで欲しいなって思います。やっぱり可愛い服を着ると気分が上がるし。

三木:そうですね、私もパジャマ選ぼうかなって思えてきました。今日はありがとうございました。

   

    

今週は野坂さんのご紹介でした。また来週のスタッフもお楽しみに!

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第1回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」記念すべき第1回にご紹介するのは2Fスタッフの清水さん。

清水さん、20代主婦、洋食器担当。旦那さんと1才のお子さんと愛犬とともに暮らしています。仕事と家庭を両立しながら毎日素敵な笑顔を見せてくれます。

今回清水さんをご紹介したかったのは、STUDIO M’の特集コーナーがすごく素敵だったからです。

↑2FにあるSTUDIO M’の特集コーナー

この楽しく見応えある売り場を作った清水さんの想いを聞いてみましょう。
さっそくインタビューをどうぞ!

安元:商品セレクトのこだわりについて教えてください。

清水:以前に和食器を担当していた際に安元さんから教えて頂いた通り、自分と同じ年代の人が、結婚祝いとしてもらいたいもの、あげたいものを基準として考えています。あとは、新生活を始めるとしたら買い揃えたいものとか。

安元:今回、STUDIO M’の特集の中で自分が好きな部分や商品はどこですか?

清水:やっぱりガティプレート・エピスマグのコーナーが目を引くかなと思います。色の展開があるので選ぶ楽しさがあって、個人的にも欲しいです。

安元:あのプレートひとつあるだけで一気にカフェっぽくなりますよね。

清水:そうなんです!

↑ガティプレートとエピスマグのコーナー

清水:あと、バルバリのプレートです。結婚祝いとして私も貰ったんですが、メインプレートも小皿もすごく使いやすくて重宝しています。丁寧に扱わないといけないんですけど、逆にそこも良くて。ちゃんとした食器を持ってる感があって、貰ってすごく嬉しかったです。

↑バルバリ

清水:STUDIO M’自体、実は実家にめっちゃあるんです。イノブンに入って気づいたんですけど。グラタンとかボウルとか、それこそガティプレートとかもあって。母に聞いてみたら、「そうやで」って。STUDIO M’が好きで集めてたらしいんです。思い返したら実家で、すごく身近によく登場してて。例えばグラタン皿ひとつでも、グラタンだけじゃなくてその同じお皿にカレーだったりチャーハンだったりオムライスだったりが乗ってたんです。

安元:なるほど、すごい!楽しいですね。

清水:そう、よく考えたらオムライスのあの形にグラタン皿ってぴったりで、おかげで私オムライスの卵うまく巻けないんですよ。お皿の形に頼っちゃって(笑)

↑オムライスにも使えるグラタン皿

清水:私、そんなに食器に興味ないって思ってたんです。自分が生活する上で、百均でもいいかなって。でも食器の楽しさが分かってきて、実家もこだわってたって知って、どんどん欲しくなっています。洋食器だけじゃなくて和食器も結構買っちゃいました。

安元:楽しいですよね、食器がちゃんとしてると。

清水:ね、楽しいです!何だかすいません、私ボキャブラリーあんまりなくって。

安元:いえいえそんなことないです!

清水:ごめんなさい、ご質問何でしたっけ……

安元:他に聞くこと予定してたんですけど会話の中で自然と出てきたので大丈夫ですよ~。清水さん、今日は本当にありがとうございました!すごく楽しい話聞けました。

清水:いえいえこちらこそありがとうございました。

今週は清水さんのご紹介でした。毎週更新予定ですのでぜひお楽しみに!

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