ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第14回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。


皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

2021年は様々なことが起き、駆け抜けるような感覚で過ごしていました。

新たな気持ちで2022年、地に足のついたお仕事をしていきたいなと思います。


それではさっそく、今回の人にインタビューしてみましょう!

岩村さん、20代学生。イラストを描くのが得意です。

安元:岩村さんはお財布の担当になってからどのくらい経ちましたか?

岩村:1年と……1,2,3,4,……

安元:数えてますね(笑)

岩村:数えております(笑)。1年と3ヵ月くらい?です。

安元:これまでにも何回かお財布の特集をしたと思うんですけど、今回の特集はどんな趣旨ですか?

岩村:いつもだったら片面しか見れないスペースなのを、大きく1面とっているので、たくさん並べて一度に見られるようになっております。なので、使う人に合った色と形っていうのを選んでもらえるようにという感じです。

↑ウィリアム・モリスのお財布特集コーナー。

安元:今回取り上げているウィリアム・モリスのお財布はもともと人気が高い商品ですが、改めて岩村さんの推しポイントはありますか?

岩村:私も使ってみて、すごいコンパクトに使えるっていうのを感じました。もちろん繊細なデザインも素敵なんですけど、それだけじゃなくって、使いやすくて利便性もあるっていうのがポイントです。2つ折りとか、小銭のところがパっと大きく開くので、今までついめんどくさいなって小銭を出さずにいたんですけど、ちゃんと出せるようになりました(笑)

安元:そういうの大事~。お財布っていくつかポイントあって、小銭が取り出しやすいか、カードが取り出しやすいかたくさん入るか、コンパクトに持てるかとか考えて選びますよね。

岩村:そうですそうです!

↑がばっと開く小銭入れ部分。



安元:いろんな大きさや形がありますが、それぞれのポイントとか、こんな人に合いますよっていうの、ありますか?

岩村:大きい財布、ラウンドファスナーとかは特に、カードポケットだけじゃなくお札を入れるスペースや仕切りも多いので、そこにたくさんカードやチケットが入れられます。ポイントカード譲れん!っていう方におすすめです。

↑たくさん入るラウンドファスナー型。

岩村:2つ折りとかだったら、プチウォレットまでいくと小さすぎる……っていう中間の方に。私も使ってるんですけど、2つ折りでも最低限私が持ちたい10枚くらいはカード入ります。あと、小銭入れが勝手に開きません。

安元:小銭入れが勝手に開く??

岩村:あの、前までの財布だとカバンの中で勝手に小銭入れが開いちゃって、カバンがじゃらじゃらいってました(笑)

安元:あー分かる!!小銭入れ開けるのめんどくさいから小銭払わなくてパンパンになって勝手に弾けて開いちゃうのね。わかるわかる(笑)

岩村:そうなんです。モリスの財布だと勝手に開かないです。すごいです。

安元:なるほどー!すごいですね。

岩村:あと、プチウォレットは手のひらに乗るくらいで、小さいバッグが譲れん!という方におすすめです。



安元:せっかく色もたくさん揃えてるので、人気の色と岩村さんのおすすめの色を教えてください。

岩村:人気は……ターコイズ!

安元:そうですね。キレイな色~

岩村:数年にわたって人気です。キレイな色ですよね。

安元:そして岩村さんのおすすめは~?

岩村:黒です!

安元:だと思った!(笑)

岩村:もう、黒が出るのを待ってたので……

安元:新発売してすぐ他のスタッフも買ってましたね。

岩村:男性にも使ってもらいやすいっていうのが良いところかなって思います。

↑岩村さんイチオシの黒の2つ折り。


安元:それでは、これからお財布を買いに来られる方に一言!

岩村:一言……なんでしょうか……まとまりません……

安元:まとまらないまま思いつくままにどうぞ(笑)

岩村:えーと、次の日の準備をするときに、バッグやお財布を用意すると思うんですけど、そのときに、お財布明日コレ使うんだ~!っていう、気分が上がる要素になればいいなって思います。それをお助けできるお財布が、イノブン四条本店1階にはございます!

安元:まとまってる!(笑) 今日は楽しいお話ありがとうございました~

岩村:こちらこそありがとうございました!

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第13回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

あけましておめでとうございます。
今年もたくさんのお客様の笑顔に会えることを
スタッフ一同楽しみにしております。
今年もイノブン四条本店をよろしくお願い致します。

さて、2022年最初のブログは、スタッフのセレクト事情連載からのスタートです。
クリスマスが終わる12月25日の夜は、イノブン各店舗、大陳列替えが行われるわけですが、四条本店入り口もがらりと雰囲気が変わりました。
今回のテーマは「上野リチ 春を待ちわびた花のように」
上野リチさんの絵をテーマに、待ち遠しい春を感じる売場になりました。
立ち上げチームの中心となった打出さんに、お話を聞いてみました。

三木:今回の売場をつくるにあたって、こだわったポイントはどこでしょう?
打出:ほとんどの商品がお花をモチーフにしています。リチさんカラーでドライフラワーのフレームをオリジナルで組んでもらったり、商品の色や選ぶお花も、リチさんの絵のイメージに合わせて選びました。このフレームはメーカーさんが試行錯誤して作ってくださって、一旦全部売れてしまったのですが今日また追加で入ってきました。
三木:へえ~、オリジナルなんですね。
打出:普段はこういった形の商品はないんです。今回のテーマに合わせたオリジナルです。今しか買えないです!
三木:なるほど。それはこだわりですね。

今回だけのオリジナルフレーム


打出:こっちのお茶は、滋賀で、無農薬でお花を一から育てて作られているんです。パンフレットに色々エディブルフラワーが載ってて。
三木:わあ!すごい~!お寿司がめちゃくちゃ華やか!
打出:載っているのは全部ここのハナファームの奥さんが作ったそうです。

花びら一枚にもこだわったエディブルフラワー。繊細な美しさです


三木:ちょうどいま、京都の美術館でも上野リチ展開催中なんですよね。
打出:国立近代美術館で1月16日までやってます。
三木:それはたまたまですか?
打出:たまたまというか・・・メーカーさんがこれまでなかったフレグランスとか新商品を発売するタイミングで「やってみませんか」とお話があって。美術館で取り扱っているぐらい大きく展開しています。
三木:前も奈良でウィリアムモリスの展示をしてた頃に、お店でもモリスを展開してて、その時も特に合わせたわけじゃなかったけど、今回もまた美術館と一緒のタイミングだったので、なにかあるのかな?と。笑
打出:本当は美術館よりもっと前の時期にお話があったけど、クリスマスが終わってからにしようって、お花やから春らしくっていうのでちょうど今回同じタイミングになりました。
三木:そうだったんですね。
打出:メーカーさんがインスタとかでも紹介してくださって、美術館帰りに来て下さるお客様もいましたよ。
三木:上野リチさんの商品だけじゃなくて他のものも一緒に置いているけど、どれも雰囲気が合っていて素敵です。
打出:わくわくする色ですよね。リチさんのデザインがファンタジーで、普通に咲いている花じゃなくて「私が見たお花はこんなイメージ」っていうので描かれていて、代表作はそらまめのデザインです。
三木:今回の売場の色の感じ、これですね。どのアイテムが人気ですか?
打出:ハンカチが一番です。はなぞのっていう柄が今一番売れています。
三木:ハンカチって柄がちゃんとわかるし良いのかもですね。
打出:上のパネルもハンカチなんです。メーカーさんに作ってもらって。

いちばん右がそらまめ柄のオリジナルパネル。


三木:どんな柄があるのか見やすいですね。コースター、お花の下に敷いている感じが良いですね。これもイメージで合わせて?
打出:はい。リチさんの商品じゃないんですけど。
三木:フレグランスもすごく良い香りですね。
打出:これはもう、ぽぴーが断トツ人気です。

左のぽぴー、とっても良い香りです。


三木:ぽぴーってひらがなで書いてるのいいですね。
打出:カタログにも、他の香りみんなひらがなで書かれているんです。
三木:カバンのチャームもかわいい。
打出:これ、ひとつずつ全部違うデザインでこれも限定品です。いつもはチャームついてないんですよ。あと、オリジナルのパネルも売れています。男性が女性へのギフトに選ばれたりしています。お花の贈り物ってやっぱり喜ばれるんで。
三木:この試験管みたいなお花、すずらんがすごくかわいい~

試験管に一輪とじこめたインテリア。贈り物にも。


打出:山形でとれたお花をドライフラワーにして、これもひとつずつ作られています。ちなみに上野リチさんの旦那さんは伊三郎さんで、リチさんはウィーンの方です。
三木:じゃあ最後に、打出さんのお気に入りはどれですか?
打出:このギフトです。コースターを合わせるためにぴったりの箱を見つけて、ギフトを組みました。お茶とクッキーもぴったり入っています。
三木:新年には華やかなギフトを贈りたいですね。今日も寒いのでほんとに春を待ちわびて・・っていう気分に合います。クリスマスからばっと雰囲気がかわって春らしくなって、良いですね~。今日はありがとうございました。



まだまだ寒い日が続きますが、あたたかな春の日を思いながら、2022年のはじまりに明るい華やかなお花のアイテムを選んでみたくなりました。

それでは、また次回をお楽しみに。

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 番外編その2

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。


皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

今回は、番外編その2ということで、またまたイノブンオリジナル商品の開発に関わっている人からお話を聞きました。
というわけで、今日インタビューに答えていただくのは最近ヒット作を連発しているイノブンオリジナルアクセサリー開発担当・谷尻さんです!

谷尻さんは、イノブンの売り場の経験を積んで店長へ、母となって少しお休みしたあと、本社の商品部としてアクセサリーの企画・開発をしています。

谷尻さんが開発してきたアクセサリーの数々。

安元:まず、アクセサリーを企画するときに気をつけていることは何ですか?

谷尻:イノブンの雑貨が好きな人たちに、同じようにかわいいと言ってもらえるアクセサリーを作ろうとしています。あとは、品質にも注意を払っています。どれだけかわいくても壊れやすかったり、品質以上の価値を感じられなかったら商品化していないです。あと、自分がこんな立場なのに金属アレルギーなので、なるべくアレルギーの方でもつけやすい素材を選ぶようにしています。

安元:大事!!そうやって考えていって商品が誕生するまで、どんな基準や進め方で作っていますか?

谷尻:まずはイノブンの各店のスタッフに売れているもの、お客様が好んでいるものを聞いて、調査。そのあと、イノブンらしさというか。かわいいと思ってもらえるけどちょっと大人っぽく見えて……。

安元:可愛らしすぎない?みたいな?

谷尻:そうそう。それで、使いやすいかどうか。でも、ときめくようなもの……ですかね。そういうのを、スタッフに聞きながら作っていきます。

安元:商品の開発に携わっていて、嬉しいのってどんな瞬間ですか?

谷尻:やっぱりヒット作が生まれると、求められているものが作れたんだな、と思います。反応が良いものはスタッフからもすぐ「かわいい!」とか「買いました!」とか言ってもらえて、そういうのとか、あとはお店を回ってるときにそれを選んでいる人たちを見ると嬉しいですね。

最近のヒット作、チューリップのピアス

安元:開発の苦労とかはあります?

谷尻:苦労というよりは……どういうのが売れるのか、かわいいと思ってもらえるのか、考えながら作るんですけど、それが自分だけの趣味にならないように、世の中の流行とイノブンのお客様が求めているものと、いろいろな情報収集を怠らないように日々気をつけています。

安元:そんな谷尻さんの今のイチオシは?

谷尻:ヒットしすぎて在庫がもう品薄なんですけど(笑)、イヤークライマーとチューリップのピアス・イヤリング。特にイヤークライマーのパールかな。

安元:イヤークライマーのイチオシポイント、魅力はどこにありますか?

谷尻:マスクを着けてても耳元が華やかにできる。上品さとかわいらしさがあって、イノブンのお客様が好きなデザインが作れたかなと思います。発売してからのスタッフの反応も良かったし、スタッフが買って着けてくれてる率も高かったですね。

谷尻さんイチオシのパールのイヤークライマー。耳たぶのカーブに沿うように着けられるピアスです。

安元:在庫も少ないということで、お客様には店頭で見かけたらお早めにご購入いただきたいですね(笑)

谷尻:ぜひ!


お客様の求めているものを常に考えている谷尻さん。売り場で実際に接客しているスタッフに必ず意見を聞きながら素敵なアクセサリーを開発しています。

今回もイノブンオリジナルの誕生秘話、聞かせていただきました。

次回もまたお楽しみに!

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