ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第17回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

こんにちは。イノブン四条本店の三木です。
先日のインタビューで3階の中村さんと入浴剤の話をしてから、今のところ「週1回は湯船につかる」を実践中です。
先週のお休みには近くの温泉に行き、芯から冷えた身体がほぐれていく感じがして、改めてお風呂って良いなあと実感しました。入浴剤を色々買い揃えて、次につかうものを選ぶのも週1回の楽しみになりつつあります。
まだまだ寒い日がつづきますが、この時期ならではの楽しみをみつけながら過ごしたいです。

今日お話を聞いたのは、1階でレインコーナーを担当している片木さんです。

片木さん。最近ハマっているのは、温かい紅茶を飲みながらの読書です。


三木:傘の売場っていつもたくさんの柄や色があるイメージですが、どんな風に選んでいますか?
片木:お花柄で3型、ハートで3型、みたいに枠を決めて選んでいます。あとは置く場所と相談して、何型置けるかな?みたいな感じです。
三木:じゃあ、花柄ばっかり可愛いの発売されたな~みたいな時は?笑
片木:できるだけ偏りのないようにしています。あと、傘のタイプでボタン式だったり、大きさがちょっと大きめとかも、選ばれる方が最近多いので、そういうのも考えています。最近ユニセックスなタイプも人気で、男女兼用で使えるものも売れています。
三木:雨の日はやっぱり売れますか?
片木:売れますね。レインカバー探されていたり、雨の日すぐ使いたいっていう方もよくいます。
三木:レインシューズも色々種類が揃っていますね。

人気のサイドゴアブーツ。一見ふつうの革のブーツみたいです。


片木:でもダントツ人気でサイドゴアのブーツタイプが売れています。ほんとに水を通さないので、大雨が降る日は特に便利です。
三木:私初めてレインシューズ買った時、可愛くてバレエシューズの形のものを買ったんですけど、足の甲がべちゃべちゃに濡れてあんまり意味なかったです。それで紐靴タイプのを買い直しました。

紐のタイプも普通の靴のよう。いつものコーディネートに合わせやすい。


片木:スタッフも買った人全員が水が入らない!って言ってて、そこがウリですね。室内履きにも使えます。
三木:室内履き??
片木:レッスンとか、教室内で履き替えないといけないような時に使っていました。ちょっと使い方違うんですけど。
三木:へえ~、変わった使い方ですね。春物の柄はもう入ってきていますか?
片木:2月上旬ぐらいからです。日傘も一緒に入ってきますよ。
三木:もう日傘ですか?
片木:3月ごろから紫外線がもう強くなり始めるので、そろそろ準備する時期です。POPもつけて、早めからの対策をオススメしていこうと思っています。
三木:片木さんのイチオシはどれですか?
片木:このベージュのストライプです。お客様にも人気でよく売れているんですけど、ちょっと大きめで、柄もそんなに可愛らしすぎずで。
三木:骨いっぱいあるのって、なんか安心感ありますよね。


片木:軽さ重視の方にはちょっと向かないですけど、しっかりしているので私も使っています。
三木:そっか。セレクトする時に軽さとかも考えてますか?
片木:お客様からお問い合わせもあるので、考えて入れています。
三木:折りたたみは軽いのが良いなって思うけど、長い傘の重さってあんまり意識したことなかったかも。
片木:比べてみると、やっぱり違うんで。軽さはこっちが良いけど柄はこっちが好き、みたいに悩まれる方も多いです。
三木:確かにそこは悩みどころですね。
片木:あと透明の傘もオススメです。ずっと四条本店では取り扱っていなかったんですけど、メーカーさんがオススメしてくださって入れてみました。1色はすぐに売り切れるぐらい人気で。ご年配の方にも人気で、お友達どうしで色違いで買っていかれたり。
三木:へえ、透明の傘流行ってるんですかね?
片木:そうですね、透明のオーロラの傘もすごく人気って聞きました。
三木:3階で子ども用のオーロラの、すごく売れてますね。子供用は見やすいように1面が透明になっているものが多いですけど、大人も便利ですもんね。
片木:信号とか見やすいですよね。
三木:折りたたみの方のイチオシはありますか?
片木:一年通してずっと人気なのがこのふたつです。暗い雨の日に黄色がぱっと明るく映えてオススメですね。傘は、人気の色柄とそうでないのがハッキリわかるので、あんまりかな~というのはリピートせずに初回分だけにして。人気があるものはずうーっと売れています。

ネイビーにハートと、黄色にお花柄が人気だそうです。


三木:ユニセックスの方はどうですか?
片木:このボタン式がオススメです。片手で開いたり閉じたりできて、スリムなのが使いやすくて良いです。これもメーカーさんにオススメしてもらったんですけど、やっぱりメーカーさんってすごいなって思いました。言われたものをそのまま入れたら、全部売れます。
三木:そうなんですね、メーカーさんのオススメを聞いておけば間違いないと。このストライプのって、さっきのと同じですよね?こっちにあったら男性でも使えそうに見えますね。ユニセックスタイプと長さも同じぐらいあるし。
片木:持ち手が白はちょっと女性っぽいかもしれないですけど、他は誰が使っても良いかなと思ってこちらにもおいています。
三木:傘は大きいほうが良いです。女性用の傘って小さいんですよね~私折りたたみはユニセックスなの使っています。
片木:リュックとか使われる方は特にね。だからこのタイプ、オススメですよ。ボタンでシュッとたためて。

細くて、ボタンで開閉できるタイプ。次これ買おうかなと思いました


三木:あと、折りたたみ傘って、イノブンで働くまで上手くたためなくて。笑
片木:私も担当になるまでたためませんでした!
三木:だから折りたたみ傘はちょっとって思ってたんですけど、使えるようになると折りたたみのほうが便利で。今は長い傘より断然使います。電車の中で両手が空くのがすごく良いんですよ。かばんに入れるから置き忘れとかもないし。
片木:そうですよね。今は他のスタッフにもレクチャーしています。他の人もたためないっていう人意外といて。
三木:わかります、結構たためない人いる。笑 じゃあ、もうすぐしたら日傘と、春物の傘が入ってくるということで、また片木さんセレクトの柄どんなのか楽しみにしています。
片木:女性の方紫外線を気にされるので、3月から日焼け止めと日傘を用意していただいて、お肌をキープしていただけたらと。
三木:そうですね。もう対策しないとですね。通勤の時ってちょっとしか外出ないからって油断してて、気づいたら「あれ?焼けてる?」ってなって後悔するんですよね。
片木:室内でも紫外線は入ってくるし、日に日に焦がしてしまっているんで。できるだけUV関連のものを持ち歩いていただければ。
三木:めんどくさがりなんで、ついつい・・・。今年はがんばります。ありがとうございました。

傘って、こだわりポイントが色々あって、好みが分かれる商品だな~って片木さんと話をしていて思いました。(実は自分が結構こだわっていたなという気づき)コンビニのビニール傘でもいいやっていう方もいれば、自分の好きな柄だったりブランドにこだわりがあったり、機能性を追求する方もいて、奥深い。せっかく持つならお気に入りの一本を探したいですよね。来月から入荷してくる春物も楽しみです。
雨の日に友人の家に遊びに行って、帰りに晴れていたので忘れてきた私の長い傘。それ以降ビニール傘でしのいでいたけど、今年は買おうかな・・


それではまた次回。

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第16回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。



皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

雪が降ったり寒かったり、の京都ですが、そんな中でもスタッフは楽しく元気に売り場を盛り上げております!

今日の人は、2Fの中村さん。

コーヒーの売り場を担当しておられます。



中村さん、主婦。子どもさんが2人。最近は料理にハマっています!

安元:まずはせっかく特集しているので、今回の特集のテーマというか、理由というか、そういうの教えていただけますか?

中村:それはですね、これです!このORIGAMIドリッパーを前から仕入れたくて、それを今回入れることができまして。他店で扱っているところを聞いたので、人気な色ですとか、どういうのが売れているかとか、調べて入れました。2Fのスタッフにもどれがいい?ってアンケートをして4色まで絞ったんですけれども、最終的に6色まで入れていいということになったので、ちょっと春に向けてきれいな色味といいますか、春っぽい感じで揃えました。色が選べるのでお気に入りのものを見つけて頂いて、おうちでほっこりして頂いたり、ギフトにもおすすめです。

↑中村さんイチオシココーヒードリッパー、ORIGAMIのコーナー。

安元:そうこれ、話題の商品なんですよね。おすすめポイントは?

中村:そうですね、まず何といっても置いていてかわいい、好きな色味を選んで頂けるのと……意外とプロの方が考えて作られているんですけれども初心者の方でもムラなく淹れられます。あとは、割とどんなものと組み合わせても可愛いので、お手持ちのものと合わせてもいいし、これを機に合うものを買い揃えていただいても良いと思います。

安元:変わった形してますよね?

中村:そうなんです、専用のフィルターもあるんですけれども、一般的な円錐型も使えますので、お手持ちのものでも大丈夫です。

↑専用フィルターと一般的な円錐フィルター。

安元:この商品を見つけたきっかけってありますか?

中村:もともとは、去年リサーチに出ていたときにORIGAMIを置いてるお店を見つけまして、いろんな色味がずらーっと並んでいて「あ~あのドリッパー可愛い~~!」というのがありまして。いつか入れたい!と。

安元:それが今叶ったんですね。

中村:そうなんです!取り扱うときはちゃんと良さというか、いいな思った部分を伝えたいなと思ってます。おうちでゆっくり美味しいものを楽しむときにも、お気に入りの道具を使って、そのものを使っている瞬間というか、そういうのがいいなと思っていただけるようにしたいです。

安元:うんうん、わかります~!そういう時間っていいですよね。

安元:このカタチにも美味しく淹れられる秘密があるんですかね?

中村:折り紙を折ったような形なのでORIGAMIという名前なんですが、この溝があるので長くお湯が豆の中にゆったり入る。その方がより美味しくやさしい味になるらしくて、プロの方がそう考えて作ったそうです。

安元:プロのバリスタ?

中村:そう、バリスタ!ちょこちょこカフェで使われてるのを見るようにもなりましたし。

↑美味しく淹れられる秘密、ドリッパーの溝。

安元:この台は専用ですか?

中村:そうです。これも透明のと木のものがあったんですけど、絶対、木がいいですよね?!って2Fのスタッフにも聞いて回って、これにしました。これを使わなくてもいけるんですけど、たとえば2杯用のポットにそのまま入れて2杯分作るとドリッパーの先端が浸かってしまうので。

↑ORIGAMI専用の台

中村:年齢もぼちぼちいろいろなスタッフがいるので、色味もそうですけど決めるときにこれどう?これどう?って感じで聞いてます。

安元:その中で一番人気は?

中村:このマットグレーです!マットはピンクとベージュも合わせて3色揃えてるんですが、今後マットグリーンも考えてて……

安元:マットグリーン絶対可愛いですね!

中村:そうなんです~。春に向けて、相談中です(笑)

↑今ある中で一番人気のマットグレー。

安元:合わせて飲んでほしいコーヒーってありますか?

中村:そうですね、せっかくなので……うちで置いてる豆のものは玉屋コーヒーさんと、プシプシーナです。豆から挽くのも良いですよね。

↑玉屋コーヒーの豆
↑プシプシーナの豆

安元:わかります!あの時間っていうか、それがいいんですよね。

中村:そうそうそうなんです!あの香りというか……

安元:癒されますよね。

中村:ね!私はまだ、まばらになっちゃって調整しながらやってますけど……(笑)

中村:やっぱりもっと簡単に、という方にはアボちゃんシリーズ。ドリップバッグになってて気軽にたのしめます。1個ずつのもあるんですけど、5パックは味や産地が違うものが入ってるのでおすすめです。あとはカフェインレスもなるべく入れるようにしてて、このレスモアの1袋入りがなくなっちゃってたんですがようやく5パック入りが入荷です。

↑気軽に楽しめるアボちゃんシリーズ

安元:妊婦さんだけじゃなくて意外とカフェインレスのほうが味的に好きっていう方もいらっしゃいますよね。カフェインたくさん飲むと気持ち悪くなっちゃうとか。

中村:そうそう、コーヒー好きだけど……みたいな。眠る前とかにもカフェインレスなら飲めますしね。

↑アボちゃんシリーズのカフェインレスタイプ、レスモア

中村:あとは、季節に合わせてご提案できるように、今だったらチョコレートに合うコーヒーとかご用意してます。バレンタインに合わせて。ここに来たら面白いものが見つかると思って頂けるといいな、と。自分のものにはもちろん、人におすすめしたくなるものが見つかるように……まだまだなんですけど(笑)

↑プシプシーナの中でもチョコレートに合う種類の豆。

安元:いえいえ、素晴らしいです!ORIGAMIとかも話題になってたけど実はあまりよく知らなくて、今日詳しく聞けて良かったです。ありがとうございました!

中村:こちらこそありがとうございました!



一生懸命で熱がこもっていて、メモをとるのも忘れていつまでも聞いていたくなるような中村さんのお話でした。

次回もお楽しみに!



2022.2.5追記

マットグリーン入荷しました!

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第15回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

こんにちは。イノブン四条本店の三木です。
イノブン四条本店の2階では、食器とともに食品も取り扱いをしています。
今回はそんな2階の食品を選んでいる、太刀川さんにお話を聞いてみました。
店長からも「太刀川さんが言うから間違いない!」と言われるほど、太刀川さんが選んだ食品は、どれも美味しいものばかりなのです。

太刀川さん。男の子のお母さんです。食べることが大好き!という主婦スタッフさんです。字がとてもきれいでステキです。


三木:太刀川さんセレクトの食品は美味しいとスタッフに評判ですが、選ぶときに気をつけていることや基準などありますか?
太刀川:一応、メイドイン京都というくくりのものと、地元のお客様に買っていただきたいものと、京都に来られた方に買っていただきたいものと、前は色々あったんですけど。コロナ禍になって色んな所に行けなくなったから、日本各地の楽しいものとか、近くの地元の方がイノブン四条本店に来てワクワクしてもらえるような売場づくりをしようと思って。・・・でも勘です。笑
三木:勘ですか。
太刀川:自分の年齢層も2階のお客様のだいたい平均ぐらいかなと思うので、お客様に合いそうなものを選びます。例えば秋田って決めたらいろんなメーカーさんに秋田の美味しいものを聞いて、1回食べてみて。苦手なものもあるんですけど、これいけそうだなって思ったらもうゴリ押しで。そのコーナーをとにかく盛り上げます。
三木:へえ~
太刀川:私の中では秋田と、夏は広島のレモンを推したのと、石川。リピートして買って下さる方もいて、特集でやってみて四条本店で定着したな~っていうものは定番化していっています。プラス、ちょっとでも楽しい売場にしたいなって思って、勝手にココって決めてます。

人気のいぶりがっこクリームチーズマヨ。秋田といえば・・・ですね。


三木:じゃあ、太刀川さんが「ここアツいな」っていう所を選んでるんですね。
太刀川:そうです。でも食品だけじゃなく、食器とかも一緒に置いたり。食器担当の西假屋さんとか、お箸担当の藤井さんと一緒にしています。2階は主婦スタッフも多いんで。
三木:皆にも聞いたりしてますか?
太刀川:そうですね。一人暮らしのスタッフの目線や、若い人、30代40代の主婦目線も意識しつつ。美味しくないものは入れないです。
三木:そこ!そこ大事なところです。結構試食もするんですか?
太刀川:試食は必ずするようにしています。全部は食べられないですけど。
三木:おぉ~
太刀川:今年イチオシの石川の鍋のもとは一通り試しました。2まわり目からは「こんな風に食べたらもっと美味しいんちゃうかな?」ってだんだんわかってきて。他のスタッフからもアレンジ方法を聞いたらPOPに書くようにしています。
三木:POPがすごいですよね。「こうして食べたら美味しい」ってすごい伝わります。あ、太刀川さんのお子さんがカレー鍋大丈夫だったって聞いて、私も買いました。私辛いの苦手なんで、子供さんが食べられたならいけるかなって。
太刀川:そう、家で子供にも食べさせて、主人にも食べさせて。笑
三木:子供さんがいる方のそういう目線もいいですね。

鍋のもと。見た目も気になるパッケージ。カレー鍋おいしかったです。


太刀川:当たった時は良いんですけど、当たらないことも多々あります。
三木:そうなんですか?
太刀川:でも皆にこれ絶対食べてほしい!楽しくなるとか、幸せな気分になるものに関しては、売れるまで押します。お客様が話してはることとかも聞いたり、スタッフみんなにも聞いてみて。
三木:そういうのが活かされているから、きっと説得力があるんですね。お客さんとして見た時に食べてみたいなっていうポイントを突かれます。見てると買いたくなりますもん。
太刀川:自粛期間も多かったんで「見て楽しめる、食べて幸せになる」っていうのが去年からのテーマでもあります。
三木:なるほど~
太刀川:あとは、ギフトを買いに来られることの多いお店なので、見栄えのするギフトにならないものは、美味しくても入れないこともあります。この鯛めしなんかは、完全にギフト向けです。

お祝いに渡したい鯛めし、蛸めし。なんだかおめでたいですね!


三木:ギフトにするには見た目も大事ですよね。今のイチオシはあのお鍋ですか?
太刀川:もともと、お鍋のもとを入れたかったわけじゃないんですけど、練りレモスコが私の推しで、それにまつわるものでお鍋関連で。自分が食べて美味しかったものを人に教えたいっていうのもあります。あと自分があんこ好きなんで、あんこも勝手に推してます。この商品は毎年定番なんですけど。どんな風に食べたら美味しいよっていうレパートリーが広がったほうが、同じものが他所に置いていても楽しいかなと思っています。
三木:そういうのって本当に食べた人じゃないとわからないから、それがPOPとかで買う前に知れたら、すごくありがたいです。

推しのレモスコ。鍋に欠かせないポン酢のラインナップも気になります


太刀川:2階はほんとグルメな人多いんで「あれはあんまりやったよ」とかもしっかり聞いています。笑
三木:そうなるともう、片っ端から試していきたくなりますね。太刀川さん的に次に気になっている場所とかありますか?
太刀川:今のところは秋田を継続ですね。次はワインに合うものを入れる予定です。
三木:私、数年前に、行ったことない県に行こうと思って青森に行ったんです。その後雑誌で秋田の特集をしているのを見て、次秋田行きたいって思ってたのを思い出しました。青森もすごく食べ物が美味しくて、秋田も自然が豊かなところなので絶対美味しいものいっぱいやなって。
太刀川:今はこのいぶりがっこマヨネーズぐらいですけど、夏はラーメンとかも色々置いてて、また来月ぐらいにぽんぽんっと入ってくる予定です。
三木:広島は行きましたよ。レモンのお菓子がいっぱいあって。この辺のは広島のお土産屋さんにも売ってたので、今はなかなか行きにくいけどここで買えたら嬉しいですね。
太刀川:行けないけど、家でプチ〇〇って楽しめたらいいなって思います。
三木:すばらしいです~主婦さんが厳しい目でジャッジしたものが揃っているわけですね。
太刀川:意外と男性のお客様もいらっしゃるので、万人受けしなくても面白いって思ってもらえたらなって思って入れているものもあったりします。私は一度京都を離れて東京に住んでいたのですが、離れてから帰ってきてわかる京都の良さっていうのもあるので、そういうのも伝えたいし、今は行けないけど日本のいいものを見つけたら食いつきます。笑
三木:なるほど。これからも楽しみにしています。ありがとうございました。

太刀川さんが好きな、あんこのお菓子がいっぱい!おしるこやぜんざいは冬の定番です。食べるとほっこりします。

2階の食品コーナーを改めて見てみると、商品そのものの魅力はもちろんですが、合わせてスタッフの声がいかされたPOPも魅力かなと思います。食べた人の感想って、一番知りたいことですよね!勘といいつつも、しっかり選ばれているのは経験に基づいたものも大きそうです。
お家で、行った気分になって楽しむ、例えばプチ秋田フェアを開いてみるっていうのもステキな楽しみ方だなって思いました。

それではまた次回!

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