ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第22回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。


皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

京都はだいぶ過ごしやすく春を感じる気温になってきました。

桜の満開ももうそろそろ。明るく気持ち良い季節がやってくるなと思うと、四季折々が楽しめるところに暮らしている喜びを感じます。


というわけで今回は、イノブン四条本店の4階にも春を運んできた、入江さんのご紹介です。

入江さん、20代女性。2年前1Fのアクセサリー担当から4Fのレター担当へ。新商品を入れる派(笑)なので見に来てください!とのことです。


安元:それでは、今回の特集の内容を教えてください。

入江:ヒュッテペーパーワークスっていうブランドの商品を展開していて、お花とか活版とかがモチーフなので春に持ってこいです!昨年から好評いただいていて、今年もさせてもらってます。

安元:そのヒュッテペーパーワークスさんの商品に出会ったきっかけとか、仕入れるようになった経緯とかってどんな感じですか?

入江:私が2年前……ですか?1Fの担当から4Fの担当になって、レター持たせてもらって、そのときはじめてこのメーカーさんを知ったんですけど、私好みのかわいいデザインで、入れてみたら皆さんお手に取っていただいてて。封筒とかだけじゃなくて他のスタンプとかポストカードとかもあったんで、このメーカーのものみんなまとめて平台で特集してみたらすごい好評で。

↑4階文具のコーナーで大きく展開しているヒュッテペーパーワークスの特集コーナー。

安元:ひとつひとつは派手な感じじゃないけどさりげない可愛らしさというか、手に取ったら「うわ可愛い!」ってなるようなデザインだから、あれだけまとめて置いてあるとしっかり迫力が出ますね。

入江:そうなんです~。ちょっと可愛いけど派手すぎなくて、控えめのかわいさで。プラス、スタンプのための封筒とかそういうのがあるんですよ。自分でデコレーションしたり、素材もいいからナチュラル感あって今流行ってるみたいな感じにアレンジできます。

安元:スタッフもさっそく買ってるの見かけたんですけど、回転印とか買ってて、「それ買うんや!」ってびっくりしました(笑)

入江:そうそう、あれ結構先まで使えるしね。

安元:え、そうなの?いつまで?

入江:2023年まで使えるんですよ~

安元:へえ~~~!

↑スタッフも購入したかわいい回転印。

安元:入江さんオススメの商品はどれですか?

入江:スタンプがたくさんあるんで、イベント限定のセットとか目玉商品ですかね。スタンプの限定は去年もあったんですけど、回転印は今年初めてで、数も限られてます。

↑限定のスタンプセット

安元:さっき言ってた自分でアレンジできるっていうのは?

入江:えっと、梶原さんがたくさんサンプル作ってくださってるんですけど、普通の無地のタグとかにこうやってスタンプ押したり……このリースのやつとか使いやすくって、レターの封する〆のマークあるじゃないですか。アレの代わりにスタンプ押したりして自分だけのレター、みたいなこともできます。

安元:なるほど~~~!!

これが……
こうなります!

入江:ちょうちょの入ってるこの封筒もかわいいですよ~

安元:ほんとだ、かわいい~~~!

↑限定のちょうちょのモチーフがさりげなく入った封筒。

入江:紙好きにはたまらないと思います。

安元:私も紙好きで、こないだ文具博にも行ったんですけど、やっぱり見ててこんなに紙好きな人いっぱいいるんだ~って思いました。

入江:ですよね!私も好きですけど、みんなあんなに何に使うんだろうって思います。

安元:集めるんですよ。私も使うんじゃなくて集めちゃう。それでコレクターみたいに集めて、何か特別な手紙とか贈り物するときとかに使おう、みたいな。

入江:私もです。使うより集めてます(笑)

↑思わず集めたくなるヒュッテペーパーワークスの商品サンプル

安元:商品を並べるときとかセレクトするときとかに気をつけてることはありますか?

入江:ディスプレイは、なるべく後ろの子たちがしっかり見えるように一つずつずらして置いたりとか、ちゃんと商品のひとりひとりが見えるように心がけてますかね。あとは下に雰囲気作りで布を敷いたりとか。商品のセレクトは……

安元:入江さんがかわいいと思うもの?

入江:そう。プラス、イノブンに合ってるもの……かわいすぎるものはNG出るんで(笑)私の好みだけじゃなくってお店にも合うものを選んでます。愛情を注げるものかって大事なんで。それがやっぱり売れる!ってなったら愛情もより強くなりますね。

安元:うんうん。愛情大事ですね。

安元:今日はお忙しいところありがとうございました!

入江:こちらこそです。楽しみにしてます。



自分も紙好きだからこそ、常にお客様にも楽しんでいただける新しいものを探して売り場を作っている入江さん。

せっかくなので私が知ってるようで知らなかった活版についても少し教えてもらいました。

鉄板の凹凸をローラーで押し当てるようにして文字や模様を紙に写すやり方だそうで、だから普通の印刷と違って紙にも凹凸が出て味がある仕上がりになるんだとか。これはぜひ、皆様直接手に取って感じてくださいね。

それではまた次回!

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第20回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。



皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

この連載も第20回を迎えました!これで四条本店のスタッフの約1/3にあたる人とその想いをお伝えできたかと思いますが、まだまだ続けていきたいなと、気持ちを新たにお届けいたします。

今回は、この人。

大野さん、40代女性。趣味はミスチル・動物・ミュージカル。最近は週1で通っている英会話が楽しみです。

安元:今回のアクセサリーの特集について、テーマや商品のことなど、大野さんからお客様にお伝えしたいことはどんなことですか?

大野:テーマは特別なプレゼントということで、これからギフト需要が高まるシーズンに、その人その人のイニシャルですとか誕生石ですとか、そういったものをご用意しております。なおかつ、今回の特集のほとんどの商品がイノブンオリジナルで、他では手に入らないようなものですし、ラッピングの方法もいろいろあるので、その人を思いつつ選んで頂くと特別感が出るかな、と思います。

↑大野さんが手がけたアクセサリースペシャルギフトの特集コーナー。



安元:大野さんはイノブンオリジナルアクセサリーの売り場担当をしていただいているので、商品を自分でセレクトしたりということではないですが、その中でも売り場にどうやって並べるか、とかお客様にどう接客しておすすめしたりご提案するかとか、普段から気をつけていることはありますか?

大野:そうですね……イノブンの商品は特に、シンプルでありながら可愛らしさもあって、どの服装にも合わせやすいなと思いますので、その中でも今日のお召し物でしたらこちらをこう着けるとこういう印象になりますよ、とか、私の感覚ではあるんですけれども、ただただ使いやすいとかそういうことだけではなくて、気に入って使って頂けるように、私なりにイメージしながらお話ししたりしています。

安元:大野さんは前職でも販売の経験があって、やっぱり傍から見ているとお客様とお話ししていてもすごく寄り添っているというか、さすがだなと思うことが多くて。どうやって経験や知識を積んで来られたんですか?

大野:同じ販売で、前職ではハンカチ担当をすることが多かったんですけれども、そこで知識を……っていうのは正直あまりなくって、どっちかっていうとお客様から学ぶことのほうが多かったですね。うん、改めて思い返したりすると……。

安元:そうなんですね~!

大野:ええ、こういう目線で商品を探されてるんだなとか、「お姉さんこれって……」っていう風にお客様からご質問いただいて初めて、使い方であるとか知識みたいなところも身につくというか。そういうのは知識というよりも接客しての経験からですね。私自身も買い物が好きな方なので、お客様にも楽しいお買い物をしていただきたくって。笑顔でお迎えして、楽しく気持ちよくお買い物して頂きたいなと思っております。

安元:さすがです。

大野:いえいえそんな。



安元:話は変わるというか少し戻りますが、私は今回の特集の陳列を大野さんにお願いしたときに、なるべくお客様の目に入るように、とお伝えしたんですが、想像以上にすごく可愛く素敵なディスプレイになっていて感激したんです。

大野:ええー!ありがとうございます!

安元:他のスタッフにも手伝ってもらったとは聞きましたが、どういうところに気を付けて陳列したんですか?

大野:実は、最初から特にイメージをすごく固めてやったというわけではないんですが、入って来られるお客様の目につくようにと、色合いですとか季節的なもの、あとはあまり商品が埋もれず映えるように、とかですね。可愛らしすぎてもちょっと……という感じなので、今までの先輩たちが作ってきた売り場なども参考にしながら、お花ひとつ置くにしても、こっちにこう置いたらどういう印象になる、とかいうのを他の人にもアドバイスもらいながら。季節の明るさと言いますか、こういうご時勢なので、少しでも明るく華やかに、でも派手すぎず、ということを意識してやりました。

安元:では、これからギフトシーズンということで、プレゼントを選びに来る方へ、大野さんからお伝えしたいことはありますか?

大野:プレゼントを開けたときの「あー可愛い!」っていう喜びって大事だと思うので、もちろん貰って嬉しいっていうのはあるんですが、ラッピングもやっぱり喜びになると思うんですよ。なので、今回の特集のようにガラスケースにお花を入れたようなラッピングですとか、他にイノブンでご用意しているアクセサリー用のBOXなども上品さがあったりするので。アクセサリーを選ぶだけではなくて、貰う方を想像したり、開けたときの可愛い!っていう喜びを一緒にご提案させて頂いております。買いに来てくださった方にも楽しみのひとつとしていただければ嬉しいなと思います。

安元:なるほどー!

↑大野さんおすすめのガラスケース+お花のラッピング。



安元:では、今回はこの辺りで。大野さん、貴重なお時間ありがとうございました。

大野:上手にお話できたか分かりませんが……

安元:いえいえ、大野さんの心が伝わるお話でした……

大野:ありがとうございます。

安元:こちらこそ、ありがとうございました!



日々、大野さんがお客様と接しながらどんな風に商品をお客様に使っていただけるか、より良いプレゼントにして頂けるかを考えているのが伝わってきました。

特集コーナーを作ったのが初めてとは思えないほどの素敵な売場なので、ぜひ皆様見に来てくださいね。

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第18回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。



皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

お店では学生スタッフ数人が卒業する日がだんだん近づいてきていて、別れと出会いの季節が迫っているんだなあと、感慨深くも大切な日々を過ごしております。

そんな中ですが、今回はこの人。


真野さん、40代女性。チョコレートなどスイーツが好きで、幸せを感じるのは整理整頓をしているとき。お洋服の担当になって2年。


安元:今回LIBERTYの特集をしていますが、まだご存知ない方がもしいらっしゃったら、と思うので、真野さんからLIBERTYのご紹介をしていただけますか?

真野:ハイ。LIBERTYは、世界的に有名なファブリックブランドです。お洋服に関して言えば、タナローン生地……綿100%なんですけどとっても肌触りの良いものが使われています。LIBERTY独自の高級布で。あとは、年2回ですね、春夏と秋冬の年2回新作を入れていて、新しい柄であったり、昔からある柄でもシーズンで新しいお洋服の形が出たりします。

安元:今、目立つところに特集コーナーを作っていますが、真野さんなりのこだわりとかありますか?

真野:そうですね、こだわりは……LIBERTYの柄といえば花柄、艶やかかつポップで、目を引く。春を感じる布なので、まずは目立つように。新作ですとか鮮やかなカラーのものを並べて、春のお庭とともに過ごすイメージの平台となっております。

安元:なるほど、春のお庭のイメージだったんですね!

真野:そうなんです~!とにかくこの混沌とした世の中というか、そういう中で、この春はウキウキするような、お客様が明るく楽しくお買い物していただけるような、そういう風な春が来るといいですね、という気持ちです。

安元:素晴らしいです。真野さんってほんとお気持ちが優しくて、お話ししていると癒されます……

真野:そんなそんな。ありがとうございます。そう言っていただけると救われます。

安元:心が洗われる~

↑春のお庭をイメージしたLIBERTYの特集コーナー。

安元:ところで、LIBERTYの中で真野さんのイチオシの柄や形があれば教えてください。

真野:こちらのスリーピングビューティーっていう、今かかってるのなんですが、これが新作で。

安元:キレイな柄ですね~

真野:そうなんです、水が流れるような感じの柄となっておりまして、これが結構オススメです。

↑スリーピングビューティーの柄ワンピース

真野:あとは、こちらも2022年春夏新作柄のオーロラの柄で、これとこれも……

安元:形違いでいっぱいあるんですね。

真野:そうなんです。

↑オーロラ柄のワンピース
↑オーロラ柄のブラウス

安元:定番の中で人気のものはありますか?

真野:この柄、アーカイブライラックっていうんですけど、このワンピースとは型違いの物で、サックス色が入荷してすぐ売れて、再入荷してまたすぐ売れて、という感じですごく売れてます。やっぱりこの柄が人気で。

安元:これ可愛い!

真野:ですよね!可愛いけど品があって大人っぽいのが注目の柄です。

↑アーカイブライラックのスカートとワンピース

安元:私もまだLIBERTYのお洋服買ったことがないんですけど、今から初挑戦する方に、どんな着こなしとかアイテムから入ったほうがいい、っていうのありますか?

真野:やっぱりスカートからですね。

安元:!なるほど……

真野:ブラウスは顔まわりが派手になったりするのを気にされる方もいらっしゃいますし、スカートから入って頂くと、夏とかですとTシャツと合わせてカジュアルだけど上品になりますし、コーディネートしやすいと思います。足元にはスニーカーとか、サンダルも合わせていただきやすいデザインですし、帽子だと麦わら帽子とか……

安元:夏のお嬢さんって感じですね!

真野:そうですそうです、そんな感じで。今年はパキっとしたお色が流行ってるので、トップスもそういう色が多いんですが、スカートもこういう鮮やかな色味のものを選んで頂いて合わせても良いかと思います。

↑LIBERTYのスカートもいろいろ揃ってます。

安元:すごい、真野さんとお話ししてるとお洋服に詳しくなったような気分になります(笑)

真野:ふふ。私も、お客様と接していて学ばせていただくことが多くって。柄が好きでコレ買います!って決めておられる方もいますし、自分はどんな柄が好きかな?ってそこから考えていただくのも良いと思います。これが好き!ってなると、お洋服だけでなくてLIBERTYってポーチですとか小物もあるので、いろいろ見るのを楽しんでお買い物して頂けるかなって思いました。

安元:確かに。私はやっぱりこの柄が好き~

↑安元が気に入ってしまったアーカイブライラックのワンピース

真野:お似合いになると思います~!可愛いけどシックで。ぜひご試着だけでも(笑)

安元:……!この接客をぜひ皆様に受けにきていただきたいです!

真野:ぜひぜひ、お待ちしております♪



いつの間にか、インタビューのはずが接客されてしまっていた私……(笑)

真野さんの笑顔に癒された時間でした。本当にぜひ、皆様も真野さんに会いに来てくださると嬉しいです。

ではまた、次回お楽しみに!

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