「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。
こんにちは、イノブン四条本店の三木です。
急に暑くなってきて、身体も気持ちも追いつけない今日このごろ。
個人的な今年の目標「週1回は湯船に浸かる」を4月頃からサボり始めていましたが、先週から再開しました。湯上がりは暑くてしょうがないですが、疲れをしっかり取って不安定なお天気に負けないようにしたいです。
今回は、同じ暑さでも「気持ち良い」とすら感じる沖縄について。
現在四条本店2階では「旅する沖縄」をテーマに商品を集めた「おきなわ博」を開催しています。四条本店には実は沖縄出身のスタッフがいまして、おきなわ博の際には地元情報を生かしたセレクトをしています。今回はディスプレイをしてくれた河野さんにお話を聞きました。
三木:河野さん、お話聞いてもいいですか?
河野:えー私ですか?発注したのは外間さん(沖縄出身)なんですよ~
三木:そうなんですか?でもほら、他のスタッフさんから「あのディスプレイは河野さんって感じ!」って聞きましたよ!なんか、ここ見どころだよっていうポイントとかありますか?
河野:階段を上がってきて正面の場所で、一番良い所なので見せ方には気をつけました。
三木:見てて楽しいですよね。沖縄そばのコーナーとか、デザートとか。
河野:端っこから順に、涼を楽しむテイストで琉球ガラスやかき氷、次は沖縄そばで、そばを食べた後にはサーターアンダギーを食べるっていう。で、その横は沖縄の夜を楽しむコーナーです。
三木:あのカリカリのやつですね。めちゃ美味しそうです。食べました?
河野:食べましたよ。なんかほんとに素朴な味です。チップスと思って食べるとぜんぜん違って。
三木:こっちの塩は、絶対おいしいですよね!もう一つのシナモンの方がすごく気になります。甘いんですか?
河野:うん、結構甘いです。でも食べたら思ってた感じと全然違いました。
三木:え~!これ絶対買います。沖縄ぜんざいもいいですね。このディスプレイすごい可愛い。
河野:本当は沖縄ぜんざいらしくあずきもばらまきたかったんですけど、なくて。イチオシはこれなんですよ。
三木:これは何ですか?
河野:沖縄のこけしです。4体あります。
三木:こっちの、この石は何ですか?なんて読むのか気になってて。
河野:これは石敢當(いしがんとう)といって沖縄の魔除けみたいなもので、分かれ道の真ん中に置くんですって。事故が起きないように丁字路やY字路にあって、本物はもっと大きいんです。私も沖縄で見かけました。
三木:へえ~!あちこちに置いてるから、何かなって思っていました。
河野:ここのは、2階と3階の階段の突き当りで分かれ道になるので、ここに置いたみたい。外間さんのおすすめ商品ですよ。
三木:石敢當、初めて見ました。あとこれは何ですか?
河野:これは夜あそぶコーナーで、沖縄の人って夜遅くまで起きているらしくって、夜が長いのでカルタとか遊ぶものを集めています。
三木:レシピも置いてあって、沖縄料理食べたくなりますね。
河野:やちむんのお皿で四角ってちょっと珍しいみたいですよ。
三木:確かに丸いお皿の方がやちむんのイメージあります。
河野:あんまり見ないタイプなので、良いですよね。
三木:各コーナーごとにテーマで置かれていて、とてもわかりやすいしディスプレイの組み合わせまるごと欲しくなっちゃいます。今日はお話ありがとうございました!
担当じゃないんです~って言いながらも、きっちり商品のことを把握していて教えてくれた河野さん(とってもシャイなんです)
気軽に旅に行けない今だからこそ「沖縄の風を感じてほしい」といううちなーんちゅスタッフの想いを、売場で表現してくれていました。河野さんに話を聞いている間も「はいさい」「めんそーれ」と合いの手を入れてくれる2階スタッフ。明るい笑顔と楽しい空気にちょっぴり沖縄を感じられるかもしれません。笑
ぜひご来店の際には2階へお越し下さい。おきなわ博は6月20日までの予定です。
それでは、また次回!