「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。
皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。
この連載も第20回を迎えました!これで四条本店のスタッフの約1/3にあたる人とその想いをお伝えできたかと思いますが、まだまだ続けていきたいなと、気持ちを新たにお届けいたします。
今回は、この人。
安元:今回のアクセサリーの特集について、テーマや商品のことなど、大野さんからお客様にお伝えしたいことはどんなことですか?
大野:テーマは特別なプレゼントということで、これからギフト需要が高まるシーズンに、その人その人のイニシャルですとか誕生石ですとか、そういったものをご用意しております。なおかつ、今回の特集のほとんどの商品がイノブンオリジナルで、他では手に入らないようなものですし、ラッピングの方法もいろいろあるので、その人を思いつつ選んで頂くと特別感が出るかな、と思います。
安元:大野さんはイノブンオリジナルアクセサリーの売り場担当をしていただいているので、商品を自分でセレクトしたりということではないですが、その中でも売り場にどうやって並べるか、とかお客様にどう接客しておすすめしたりご提案するかとか、普段から気をつけていることはありますか?
大野:そうですね……イノブンの商品は特に、シンプルでありながら可愛らしさもあって、どの服装にも合わせやすいなと思いますので、その中でも今日のお召し物でしたらこちらをこう着けるとこういう印象になりますよ、とか、私の感覚ではあるんですけれども、ただただ使いやすいとかそういうことだけではなくて、気に入って使って頂けるように、私なりにイメージしながらお話ししたりしています。
安元:大野さんは前職でも販売の経験があって、やっぱり傍から見ているとお客様とお話ししていてもすごく寄り添っているというか、さすがだなと思うことが多くて。どうやって経験や知識を積んで来られたんですか?
大野:同じ販売で、前職ではハンカチ担当をすることが多かったんですけれども、そこで知識を……っていうのは正直あまりなくって、どっちかっていうとお客様から学ぶことのほうが多かったですね。うん、改めて思い返したりすると……。
安元:そうなんですね~!
大野:ええ、こういう目線で商品を探されてるんだなとか、「お姉さんこれって……」っていう風にお客様からご質問いただいて初めて、使い方であるとか知識みたいなところも身につくというか。そういうのは知識というよりも接客しての経験からですね。私自身も買い物が好きな方なので、お客様にも楽しいお買い物をしていただきたくって。笑顔でお迎えして、楽しく気持ちよくお買い物して頂きたいなと思っております。
安元:さすがです。
大野:いえいえそんな。
安元:話は変わるというか少し戻りますが、私は今回の特集の陳列を大野さんにお願いしたときに、なるべくお客様の目に入るように、とお伝えしたんですが、想像以上にすごく可愛く素敵なディスプレイになっていて感激したんです。
大野:ええー!ありがとうございます!
安元:他のスタッフにも手伝ってもらったとは聞きましたが、どういうところに気を付けて陳列したんですか?
大野:実は、最初から特にイメージをすごく固めてやったというわけではないんですが、入って来られるお客様の目につくようにと、色合いですとか季節的なもの、あとはあまり商品が埋もれず映えるように、とかですね。可愛らしすぎてもちょっと……という感じなので、今までの先輩たちが作ってきた売り場なども参考にしながら、お花ひとつ置くにしても、こっちにこう置いたらどういう印象になる、とかいうのを他の人にもアドバイスもらいながら。季節の明るさと言いますか、こういうご時勢なので、少しでも明るく華やかに、でも派手すぎず、ということを意識してやりました。
安元:では、これからギフトシーズンということで、プレゼントを選びに来る方へ、大野さんからお伝えしたいことはありますか?
大野:プレゼントを開けたときの「あー可愛い!」っていう喜びって大事だと思うので、もちろん貰って嬉しいっていうのはあるんですが、ラッピングもやっぱり喜びになると思うんですよ。なので、今回の特集のようにガラスケースにお花を入れたようなラッピングですとか、他にイノブンでご用意しているアクセサリー用のBOXなども上品さがあったりするので。アクセサリーを選ぶだけではなくて、貰う方を想像したり、開けたときの可愛い!っていう喜びを一緒にご提案させて頂いております。買いに来てくださった方にも楽しみのひとつとしていただければ嬉しいなと思います。
安元:なるほどー!
安元:では、今回はこの辺りで。大野さん、貴重なお時間ありがとうございました。
大野:上手にお話できたか分かりませんが……
安元:いえいえ、大野さんの心が伝わるお話でした……
大野:ありがとうございます。
安元:こちらこそ、ありがとうございました!
日々、大野さんがお客様と接しながらどんな風に商品をお客様に使っていただけるか、より良いプレゼントにして頂けるかを考えているのが伝わってきました。
特集コーナーを作ったのが初めてとは思えないほどの素敵な売場なので、ぜひ皆様見に来てくださいね。