ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第13回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、
自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、
日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

あけましておめでとうございます。
今年もたくさんのお客様の笑顔に会えることを
スタッフ一同楽しみにしております。
今年もイノブン四条本店をよろしくお願い致します。

さて、2022年最初のブログは、スタッフのセレクト事情連載からのスタートです。
クリスマスが終わる12月25日の夜は、イノブン各店舗、大陳列替えが行われるわけですが、四条本店入り口もがらりと雰囲気が変わりました。
今回のテーマは「上野リチ 春を待ちわびた花のように」
上野リチさんの絵をテーマに、待ち遠しい春を感じる売場になりました。
立ち上げチームの中心となった打出さんに、お話を聞いてみました。

三木:今回の売場をつくるにあたって、こだわったポイントはどこでしょう?
打出:ほとんどの商品がお花をモチーフにしています。リチさんカラーでドライフラワーのフレームをオリジナルで組んでもらったり、商品の色や選ぶお花も、リチさんの絵のイメージに合わせて選びました。このフレームはメーカーさんが試行錯誤して作ってくださって、一旦全部売れてしまったのですが今日また追加で入ってきました。
三木:へえ~、オリジナルなんですね。
打出:普段はこういった形の商品はないんです。今回のテーマに合わせたオリジナルです。今しか買えないです!
三木:なるほど。それはこだわりですね。

今回だけのオリジナルフレーム


打出:こっちのお茶は、滋賀で、無農薬でお花を一から育てて作られているんです。パンフレットに色々エディブルフラワーが載ってて。
三木:わあ!すごい~!お寿司がめちゃくちゃ華やか!
打出:載っているのは全部ここのハナファームの奥さんが作ったそうです。

花びら一枚にもこだわったエディブルフラワー。繊細な美しさです


三木:ちょうどいま、京都の美術館でも上野リチ展開催中なんですよね。
打出:国立近代美術館で1月16日までやってます。
三木:それはたまたまですか?
打出:たまたまというか・・・メーカーさんがこれまでなかったフレグランスとか新商品を発売するタイミングで「やってみませんか」とお話があって。美術館で取り扱っているぐらい大きく展開しています。
三木:前も奈良でウィリアムモリスの展示をしてた頃に、お店でもモリスを展開してて、その時も特に合わせたわけじゃなかったけど、今回もまた美術館と一緒のタイミングだったので、なにかあるのかな?と。笑
打出:本当は美術館よりもっと前の時期にお話があったけど、クリスマスが終わってからにしようって、お花やから春らしくっていうのでちょうど今回同じタイミングになりました。
三木:そうだったんですね。
打出:メーカーさんがインスタとかでも紹介してくださって、美術館帰りに来て下さるお客様もいましたよ。
三木:上野リチさんの商品だけじゃなくて他のものも一緒に置いているけど、どれも雰囲気が合っていて素敵です。
打出:わくわくする色ですよね。リチさんのデザインがファンタジーで、普通に咲いている花じゃなくて「私が見たお花はこんなイメージ」っていうので描かれていて、代表作はそらまめのデザインです。
三木:今回の売場の色の感じ、これですね。どのアイテムが人気ですか?
打出:ハンカチが一番です。はなぞのっていう柄が今一番売れています。
三木:ハンカチって柄がちゃんとわかるし良いのかもですね。
打出:上のパネルもハンカチなんです。メーカーさんに作ってもらって。

いちばん右がそらまめ柄のオリジナルパネル。


三木:どんな柄があるのか見やすいですね。コースター、お花の下に敷いている感じが良いですね。これもイメージで合わせて?
打出:はい。リチさんの商品じゃないんですけど。
三木:フレグランスもすごく良い香りですね。
打出:これはもう、ぽぴーが断トツ人気です。

左のぽぴー、とっても良い香りです。


三木:ぽぴーってひらがなで書いてるのいいですね。
打出:カタログにも、他の香りみんなひらがなで書かれているんです。
三木:カバンのチャームもかわいい。
打出:これ、ひとつずつ全部違うデザインでこれも限定品です。いつもはチャームついてないんですよ。あと、オリジナルのパネルも売れています。男性が女性へのギフトに選ばれたりしています。お花の贈り物ってやっぱり喜ばれるんで。
三木:この試験管みたいなお花、すずらんがすごくかわいい~

試験管に一輪とじこめたインテリア。贈り物にも。


打出:山形でとれたお花をドライフラワーにして、これもひとつずつ作られています。ちなみに上野リチさんの旦那さんは伊三郎さんで、リチさんはウィーンの方です。
三木:じゃあ最後に、打出さんのお気に入りはどれですか?
打出:このギフトです。コースターを合わせるためにぴったりの箱を見つけて、ギフトを組みました。お茶とクッキーもぴったり入っています。
三木:新年には華やかなギフトを贈りたいですね。今日も寒いのでほんとに春を待ちわびて・・っていう気分に合います。クリスマスからばっと雰囲気がかわって春らしくなって、良いですね~。今日はありがとうございました。



まだまだ寒い日が続きますが、あたたかな春の日を思いながら、2022年のはじまりに明るい華やかなお花のアイテムを選んでみたくなりました。

それでは、また次回をお楽しみに。

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