「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。
皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。
今回取材するのは1Fの川嶋さんです。
安元:まず、イノブンに入ったきっかけを教えてもらえますか?
川嶋:そんなに大学生には手が出ないものなので、お買い物はめちゃくちゃたくさんしていたわけではないんですが、憧れがあって大好きだったのでぜひ働いてみたいと思って入りました。
安元:ありがとうございます!では、今担当している腕時計のコーナーの中で、お気に入りの商品や推しのコーナーはありますか?
川嶋:それはもう……クルチュアンです!クルチュアン大好きです。
安元:大好きなんですね。クルチュアンの魅力というか、どういうところがどういう人にオススメ、とかありますか?
川嶋:クルチュアンはフェイスとベルトが別売りなので組み換えができて、自分好みにできるのが魅力やと思います。他の時計とか組み合わせを変えられないものが多くて、フェイスは好みだけどベルトは……とかになるんですけど、クルチュアンだったら好きなものを選んで、しかも季節によってベルトを変えたりできるのと、フェイスかベルト片方だけでも新しくしたり、どんどん自分好みにしていけるところが良いです。
安元:素晴らしい。今回エレベーター前で特集するにあたって、楽しくフェイスやベルトを選んでいる川嶋さんを私も見ましたが、セレクトするときに気を付けていることはありますか?
川嶋:いろんな人が好きになるようなラインナップになるようもちろん考えてはいるんですけど、例えば可愛い系の人が好きだろうなとか、古着が好きな人に似合いそうだな、とか、こんなお客様がいたらっていうのを想像しながら選ぶようにしています。面白くない売場にはしたくなくって。
安元:それも素晴らしい……!それでは、今年大学とイノブンを卒業することになりますが、それまでに嬉しかったことや、やって良かったということがあれば教えてください。
川嶋:嬉しかったことは……やっぱり接客していて、自分が選んだものをお客様が「めっちゃ可愛い!!」って言って買ってくださったりとか。それこそクルチュアンのフェイスとベルトをどれ選んだらいいですか?っていう外国の方に接客して、おすすめした組み合わせを購入していただいたりとか。そういう、自分が担当していることによってより時計について詳しくなって、魅力がお客様に伝えられるのが嬉しかったです。あとは……何でしたっけ、卒業するにあたって……
安元:すみません(笑)、卒業するまでに、やって良かったというかチャレンジしてみて良かった、と思ったことがあれば。
川嶋:そうですね……こないだエレベーター前でCHPOの後にやった「スタッフおすすめの時計」です。ああいうコーナーって他の部門でもあんまり見たことなくって、そういう意味でチャレンジできたかなって思います。それも自分が担当のときに買って下さったスタッフがいたからできたっていうのもありますし、その時に壁面から売れていったりでお客様がいろんな場所を見て下さってるんだなっていうのが分かったのも良かったです。
安元:川嶋さんがショーケースの中をディスプレイしたりPOPを書いたりを一生懸命やっている姿をよく見ますが、ディスプレイやPOPのこだわりはありますか?
川嶋:エレベーター前は特に、毎月変えるので、前の月との提案の仕方の違いがお客様に伝わるようにしたいと思ってます。例えば今だったら秋っぽくするのに色の展開があるクルチュアンを置いて、周りの枠を白にして映えさせてとか、そういうふうにしています。
安元:プロフェッショナルですね。
川嶋:いやー……(笑)実際、無意識でやってるので、言葉にするのは難しいです。
安元:感性でやってるってことですね。
川嶋:ふふ(笑)
川嶋:あとPOPは、お客様が読んで「時計ってやっぱりいいなあ」って思っていただけるようなコラムみたいなのを、私が担当するようになってから付け加えていってます。
安元:それでは最後に、卒業までに次に時計を担当する人に伝えておきたい、大事にしてほしいことはありますか?
川嶋:大事にしてほしいのは、ただ商品を仕入れて売るっていうのじゃなくて、どうやって提案しようっていうことで、私自身がやったみたいに、エレベーター前の提案とかをこだわってできるようになってほしいと思います。次の担当の横山さんもPOPやコラムを書くのが上手なので、自分自身の「この時計をオススメしたい!」っていうのがお客様に伝えられるようになってほしいです。
安元:今日は嬉しいお話たくさん聞けました。ありがとうございました!
川嶋:ありがとうございました。
しっかり者の川嶋さん、どんな質問にも明快な返事をしてくれました。
今回はここまで。次回もお楽しみに!