☆手のひらに文学を

皆様こんにちは。タカムラです。

時折あたっかい~と思うような日もあり、春が近ずいているような気配がしますね。先週行った雪国は、春どころかまだまだ寒くて道路もつるつるするし、こちらでは見たことのないような片腕くらいの長さのつらら、TU・RA・RAがたくさんありました!雪国の男子はつららで戦うんだよ、と聞いたことがありますが、あれは凶器ですよね?あぶないですよ、こわい、やめてー。

 

…さて、本日地下フロアよりご紹介しますのは文鳥文庫

 

 

文鳥文庫とは、長くても16ページしかない、短くも深く面白い名作文学を集めた文庫です。

 

 

本の装丁がされておらず、一冊一冊が薄い紙の袋に、印刷された紙?が折り畳まれてじゃばらになって入っております。

 

 

じゃばらをたらららんと開いて読むと何だか巻物を読んでいるみたい。文字は書いていますが弁慶の勧進帳みたいな気分になれますよ。

 

 

このようにとても薄くて、え、この話ってこんなに少ない?短いっけ?もっと厚い一冊の本だと思っていたのに、こんなに薄かったら少し時間のあるときに読んでみてもいいかも、と、活字離れしている私も思いました。

 

 

15分もあれば大抵読み終わるので、その後は、ディスプレイのように飾ってもおしゃれですよ。

 

一冊 ¥150+tax

 

8冊セット ¥1200+tax

 

白色〈第一弾〉日本文学8名作
001 『走れメロス』 太宰治
002 『注文の多い料理店』 宮沢賢治
003 『白』 芥川龍之介
004 『変な音』 夏目漱石
005 『堕落論』坂口安吾
006 『檸檬』 梶井基次郎
007 『手袋を買いに』 新美南吉
008 『高瀬舟』 森鴎外

 

赤色〈第二弾〉ふたり
009 「刺青」谷崎潤一郎
010 「雪もち」幸田文
011 「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹
012 「雨のなかの噴水」三島由紀夫
013 「初恋」尾崎翠
014 「メリイクリスマス」太宰治
015 「賢者の贈り物」オー・ヘンリー 柴田元幸=訳
016 「バッタと鈴虫」川端康成

 

黒色〈第三弾〉謎
017 『一人二役』 江戸川乱歩
018 『東京』乙一 (書き下ろし)
019 『ナサニエル・ホーソーン』 ウェイクフィールド/柴田元幸 訳
020 『夜釣』 泉鏡花
021 『鏡』 村上春樹
022 『藪の中』 芥川龍之介
023 『山月記』 中島敦
024 『瓶詰地獄』 夢野久作

※左の数字は「文鳥文庫」の通し番号です。

 

8冊セットのものは本が好きな方へや、ちょっとしたプレゼントにも良さそうですね。

 

ぜひ地下フロアにて御覧くださいませ。

お待ちしております。

 

 

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