皆さま、こんにちは! 2Fクボタです。
この間まで、暑い暑いと言っていたのが嘘のように、ヒートテックやマフラー、コートをひっぱり出す季節になりました。
涼しいというよりは、夜なんかはもう寒いので、暖かくしておでかけして、名残の秋の夜長を楽しみたいです♪
さて、2Fでは、秋の行楽シーズンに合わせて、ランチバッグやランチボックスと一緒に、日々のお弁当作りに欠かせない、古き良き日本の暮らしをテーマにしたキッチン用品フェアを開催しております。
お客様からも大好評をいただいており、使い心地のよいキッチン作りのお役に、少しだけ立てているかと思うと、とてもわくわくした気持ちで、お客様をいつもお見送りしています。
その中から、本日は厳選した3アイテムをご紹介したいと思います。
まずはこちらから。
(手前)大根おろし 丸棒手付 1,900円+税
皆さま、「鬼おろし」という言葉を聞かれたことはありますでしょうか?
何だか恐ろしそうな言葉ですが、じつは、日本で昔から使われている、大根おろしなどに使うおろし器のことです。
竹の刃が、鬼の刃を連想させるようなギザギザになっていることから名付けられています。
竹は、熱伝導率が低いため、食材をおろすのに熱を持たず、素材を粗くおろせるため、水分や食物繊維などの栄養を逃がしません。
いままでの大根おろしは何だったの?というほど、全く別モノ。感動の、ふわふわ、シャキシャキ大根おろしができあがります。
普通の鬼おろしより少し力がいりますが、ざっくりと大きめにおろせるので、歯ごたえもよく、料理の味が引き立ちます。
最後の方はすりおろせないので、私はお鍋なんかだと、残ったところは刻んで具材と一緒に煮てしまいます。
TVや口コミで話題の鬼おろし。
日本古来の先人の知恵は、本当においしい料理とは何かを私たちに教えてくれます。
そして、鬼おろしの中でも、後世に伝えたい、日本の技が光る逸品がこちら。(私も個人的に買いました。)
JIZAI 鬼おろし 4,800円+税
料理研究家の松田美智子さんが提案する、自在道具のJIZAIシリーズ。
こちらの鬼おろしは、岡山県の木工職人、森川雅光さんが、江戸時代の鬼おろしを文献で発見し、再現したのが始まりです。
森川さんの卓越した技術によって、接着剤を一切使わず、職人ならではの工夫が凝らされており、完成度の高い鬼おろしが出来上がりました。
刃となる竹の向きが絶妙なのが特徴で、「おろすのが楽しくなる」と松田美智子さん。
刃が3方向に埋め込まれているため、押しても引いてもよく、繊維を潰さずにおろせます。
本体には堅い桜を使用しているので、しっかり握れて、硬いパルミジャーノチーズや、すべりやすい大和芋、じゃがいもも驚くほど早く、力入らずでおろせるのです。
森川さんが鬼おろしをひとつ作るのに、2〜3時間。1日約3個、月約100個を製作中。ただ、森川さんの後継者は育っていません…。
イノブン四条本店でも、入荷まで半年待ちました!
いま現在、在庫は店頭分1点のみですが、次の入荷は未定です。いつになるかわかりませんので、気になられた方はお早めにお越しくださいませ。
そして最後にご紹介するのが、イノブンでも、大人気シリーズとなった、デザイナー小泉誠さんのambai(アンバイ)。
その中でも特にご好評をいただいている、ambaiのオムレツパン、雪平に、オリジナル蓋と蓋立てがついた、新しく入荷したセットのご紹介です。
ambai オムレツパン 24cm ガラス蓋セット
小泉誠デザインのオリジナル蓋立て付き
9,200円+税
ambai 雪平 16cm ガラス蓋セット 11,600円+税
ambai雪平 18cm ガラス蓋セット 12,300円+税
ambai雪平 20cm ガラス蓋セット 13,500円+税
雪平のセットには小泉誠デザインのオリジナル蓋立てとさらに限定非売品、オリジナル桜板 鍋敷きが付きます。
以前から蓋が欲しいというご要望をいくつか聞いていたのですが、その声に応えて、素敵な蓋を作ってくださいました♪
取っ手の木のつまみの形が、しっかりと安定感があり、手に馴染んで握りやすいです。さらに、どのセットにも蓋立てがついていますので、オシャレな蓋を傷つけないように置いていただけます。
蓋や蓋立てのシンプルなのに愛らしいデザインは、ambaiのもつイメージをさらに膨らませて、素敵なキッチンの世界観を生み出してくれます。
イノブン四条本店にお越し下さるお客様からも、よく、「いつか全部ambaiで揃えたい」とおっしゃっていただいている、憧れのアイテム。ぜひ一度、実際にご覧になっていただきたいです。
これから、紅葉も深まってきて、街はさらに冬支度を進めていきますね。私は一年の中で、一番今頃の季節がわくわくするので、大好きです。
イノブン四条本店2Fでも、皆さまのわくわくした気分を盛り上げるのをさらにお手伝いできるようなご提案を次々とご用意してまいります♪
急に寒くなりましたので、季節の変わり目、お体ご自愛くださいね。
2Fクボタでした。