こんにちは、2Fのクボタです。
少し冬の寒さが和らいで、暖かくなったと思ったら、
まだまだ夜は寒く、雨も降ったりで、油断のできないお天気が続きますね。
はやく暖かい、春を迎えたいですね!
この季節の変わり目の時期、春から新しい生活を始められるという方も多いのではないでしょうか。
一人で暮らし始める人、二人で暮らし始める人、新しい家族を迎える人、
私の周りにも、最近たくさん、そんなお知らせがきています。
本日は、そんなわくわくした季節にぴったりの、新商品を少しご紹介させていただきます。
日本で暮らすのであれば、やはり日本の良いものを使っていきたい。
私自身も、少し前に二人で暮らすようになって、そんな風に思い始めました。
こちらの鉄製のフライパン、ambai(アンバイ)は、私が今一番おすすめしたい商品のひとつ。
(左から) 玉子焼 角小 ¥3,800+税 玉子焼 角 ¥4,500+税
オムレツパン ¥5,000+税 玉子焼 丸 ¥4,000+税
よく家にある、安価なテフロン加工のフライパンって、お手入れもいらないし、洗剤でじゃぶじゃぶ洗って放置してOKの便利なもの。
ですが、2~3年して、テフロンがはがれて、焦げ付いてきたら捨ててしまう、消耗品のようなものですよね。
それに比べて鉄のフライパンは、お手入れさえきちんとすれば、永く使える一生モノです。
お手入れといっても、料理が終わったら、温かいうちにお湯で洗剤を付けずに洗って、
熱して水気を飛ばし、冷めてから薄く油を塗る、これだけです。
そんな少し手間のかかる子ほど、愛着を持って世話をして、大切にしていきたいな、と思うのです。
大切に使って、自分の子供にも受け継ぎたい。
私は、そんな物たちと残りの人生を大事に暮らしていきたいと、最近、思い始めました。
デザイナー小泉誠さんの、シンプルで飽きのこないデザインは、グッドデザイン賞を受賞しています。
和風、洋風、どんなキッチンにも合いそうですね。
また、鉄は、熱伝導が良く、火のとおりが早いため、ふっくら美味しく焼き上げることができます。
私は休みの日のブランチに、ホットケーキを焼くのがひとつの楽しみになっているのですが、
鉄製のフライパンに変えてから、カリッと、ふわっと、ふっくらで、最高のおいしさ!
感動して、ますます楽しみになりました。
また、一番小さな、玉子焼角小は、卵ひとつで、卵焼きを上手に焼けるというもの。
一人暮らしや毎日のお弁当に、大活躍しそうです。
そんなambaiシリーズに最近仲間入りしたのが、このオムレツパン。
いままで、玉子焼の小さなサイズしかなかったのですが、こちらは24cmあるので、
名前の通り、オムレツはもちろん、毎日のお料理に欠かせなくなりそう。
私がびっくりしたのは、鉄製のフライパンにしてはかなり軽いこと。
普通の鉄のフライパンは、24cmもあれば、
片手で持つのは無理で、鍋ふりなんてとんでもない!という感じですが、
こちらは軽々、ふることができます。
ぜひ、お店で持ってみていただきたいです。
鉄製のフライパンは、なんだか焦げ付きそう…と思われがちですが、
そんなことはありません。
ambaiならではなのが、この凸凹とした、表面。
これはファイバーライン加工といって、食品と鉄の接する面積を減らすことで、焦げ付きを防ぎ、
油なじみをよくします。
日本で使用をすること自体が一流の数社しか、認められていない技術とのこと。
お手入れも最小限ですむようになっています。
本当にいくらおすすめしてもしたりないくらいの、このambaiのフライパン。
ついつい全種類揃えたくなってしまいます。
そして、次にご紹介するのがこちらの、ごはん鍋です。
かもしか道具店 ごはんの鍋 三合炊き 黒 白 各¥6,800+税
かもしか道具店は、三重県にある山口陶器が展開する、
「たのしく、しっかりとした生活文化」を発信し、食卓を通じ幸せを届けるブランドです。
三重県菰野町は、鈴鹿山脈の連なる温泉地。
「鈴鹿セブンマウンテン」という登山スポットでもあり、何よりニホンカモシカ(天然記念物)が生息する ことで有名です。
かもしか道具店のロゴは、7つの山とカモシカのマーク。そんな由来もすてきです。
このごはんの鍋は、「なにより、おいしいごはんが炊ける鍋」というキャッチコピー。
調湿効果があるので、ごはんを炊いて残ったら、なんと鍋ごとそのまま冷蔵庫に入れて良いとのこと。
さらにあたためるときは、そのままレンジへ。足りない水分は鍋からもらって、余った水分は、鍋が吸い取って、
いつでも炊きたてのごはんの味が味わえます。これを読んだとき、すごい!と思わず感嘆。
私もごはんをたまにガスレンジで、お鍋で炊きますが、
炊きたてをすぐラップに包んで、冷めたら冷凍庫に入れて…とけっこう食事前、後に慌ただしいものでした。
その手間がなくなるのは、すごいです。
そしてなによりも、そのシンプルなデザインはかまどのようで、とってもキュート。
吹きこぼれにくい形なのだそうです。
ごはんを鍋で炊くなんて、手間がかかりそう…と思った方。
そんなことないんです。
最初のころは、水の量を炊飯器の目盛りで計って、鍋に入れ替えて…としていたのですが、
なんとなくこの辺までだな、と覚えたら、あとは目分量で適当でもOK!
(多すぎるとべちゃっとなったり、少ないともう一度炊いたり…と少し失敗もありますが、
経験と慣れ!です。)
ふたをして、弱めの中火で沸騰したら、一番弱火にして20分。
炊けていたら、火を止めて、10分ほど蒸らします。
鍋で炊いたごはんは、ふっくらみずみずしく、つやつやで、本当においしいです。
炊飯器で炊いたお米と同じお米とは思えません。
ぜひ一度、試してみていただきたいです。
便利や快適、時短というと、聞こえはいいかもしれませんが、
何か大事なものを見落としてしまう気がして、
私は古き良き、日本の暮らしを見直したいなと思うようになりました。
同じような想いの人が、いま増えている気がします。
これからもイノブンのお仕事をとおして、
そんな風に暮らしを豊かにする日本の良いものを、皆様のお手元に届けられたら、と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。