KITINO(キトノ)karimokuのコト その8
こんにちは!
北山店2階の奥野です。
なんと先日、北山店スタッフがカリモクさんの工場にお邪魔してまいりました。
当店で取り扱っているKITONOも含め、カリモクさんのすべてのブランドの生産を行っている工場です。
スタッフも、行く前からワクワクしていました♪
数回に亘ってカリモクさんの良さをお伝えしていきますね。
はじめに行った、知多カリモク(株)の工場は第一加工場として木製家具部材(家具用材の調達・加工)を担っていました。
工場に入る前に、木材加工で出る蒸気が、工場の冷暖房に使われていて、さらに余った材料は燃料にしてるそうです。
環境のための配慮がすごいですね!
国内外から送られてきた木材を、切断・接着・カービング・乾燥までコントロールされていて、人口乾燥による高度な湿度・温度管理など、徹底した品質管理を行っています。
ここで実際に家具を作れる状態に加工された木材が、また別の工場に送られるのです。
私も知らなかったのですが、家具メーカーさんで一次加工から携わっている会社はほとんどないそうです。
この時点で、カリモクさんがいかに家具にこだわりを持っているのかがわかりますね。
主な流れとしては、
①資材入荷です。主に北米から人気の木材が入荷してから、6カ月ほど寝かされ、日本の気候になじませた後、加工されます。
②板材仕分け。製品用途やサイズ・色・木目に応じた板材の仕分けです。天然木は、同じ木でも色合い・木目が違います。1本1本のプロの目で選別されていきます。
この時点で大きな節(枝の跡)やシミなどにマーキングがあると使えなくなってしまうので、製品に使用できる部分は非常に限られた部分のみとなってしまうのです。
③板材保管ラック。加工前のウォールナット・メープル・ブラックチェリーなどの木材を保管しておく巨大なラックです。
移動するラックはなかなかの見ごたえでした。家具にできる厳選された希少な木材が並んでいます。
④強制シーズニング室(人口乾燥室)。とっても香ばしいかおりがするなと思ったら、乾燥室に到着。現在、知多カリモクさんではテーブル天板などの接着品を厳しい条件で7日間その部屋に入れ、品質などの問題がないかの確認に使っているそうです。
当店で取り扱っているKITONOは主にブナ材が使用されているのですが、ブナ材は北海道で加工されているため、本日は見ることができませんでした。(残念!)
見た目も使い心地も一流のカリモクさんの工場見学、まだまだ続きます。
次回は木材加工後編です。お楽しみに♪