ウィリアム・モリスの世界へ。
みなさま、こんにちは。
イノブンオンラインショップ、ページ作成担当のホンダです。
先日、いつも通う図書館で偶然見つけたフライヤー。
[ウィリアム・モリス ーデザインの軌跡]という展覧会が行われている、
とのことで…
お天気の良い日に、大山崎山荘美術館まで足を運んできました。
JR山崎駅から徒歩10分ほど、
中級者向けハイキングコースのような道のりを歩き、辿り着いたのは…
本館は、加賀正太郎氏が別荘として設計(監修)し、
後に美術館として再生するにあたり、
新館である地中館と山手館を、安藤忠雄氏が設計されたのだそうです。
モダンで小さな山荘に、ウィリアム・モリスの作品たちが溶け込み
まるで、ずっと前からそこにあったような…とても不思議な空間を生み出していました。
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さて、前置きが少し長くなってしまいましたが…
今回は、イノブンオンラインショップで扱っている
ウィリアム・モリスのマスキングテープをご紹介しようと思います。
■マスキングテープ mt ウィリアム・モリス Strawberry Thief
価格:680円+税
ウィリアム・モリスの数多いデザインの中でも
圧倒的人気を誇るデザイン、Strawberry Thief(いちご泥棒)。
いちご泥棒という名前のこのデザインは、
モリス自身がいちごを育てようとしたときに、鳥に食べられてしまった経験から、
インスピレーションを得て1883年に制作されたものだそうです。
1979年に、英国の生地メーカーLIBERTY(リバティ社)によって
ファブリックとしてプリントされ、
LIBERTYファンにも人気で馴染みのあるデザイン。
いちご泥棒のデザインは、もともとインディゴ抜染技法という、
インディゴに染めた生地のデザイン部分の色を抜き、
さらに同じ工程を今度は赤、緑、黄色でプリントする、
非常に高度な技法を用いて作られていたそうです。
展覧会ではそれを間近で観ることができ、とても貴重な体験となりました。
続いては、こちらの柄。
■マスキングテープ mt ウィリアム・モリス Fruits
価格:680円+税
[柘榴]としても知られていたデザイン。
桃、オレンジ、レモン、柘榴の果実が描かれています。
1866年にモリス商会が手がけたサウス・ケンジントン美術館の
グリーン・ダイニングルームの壁と装飾パネルに似たモチーフが使われているそうです。
展覧会で、一番最初に展示されていたもので、
最初に観たとき、ウィリアム・モリスの世界にグッと引き込まれました。
マスキングテープになると、小花柄のようにも見えますが、
小さな果実、細く伸びる枝さえもとても丁寧に描かれていて、
ずっと眺めていたくなる柄です。
最後は、こちらの柄。
■マスキングテープ mt ウィリアム・モリス Chrysanthemum Toile
価格:680円+税
クリサンティワムは、当時の日本趣味の流行を取り入れた
日本の菊文様をベースにした壁紙デザイン。
金唐革紙タイプと手刷り木版の2種類で出されていたそうです。
淡いブルーの背景に、繊細なタッチで描かれた菊の花。
展覧会ではこちらの作品は展示されておりませんでしたが、
個人的にお気に入りの柄で、
上品な印象と、少し和の印象も感じることができる、ステキなデザインです。
イノブンオンラインショップでは、
今回ご紹介した柄の他にも、ウィリアム・モリスのマスキングテープを
いくつか取り扱っております。
こちらからぜひチェックしてみてくださいね。
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最後にちょっとだけ余談。
ホンダが展覧会に行ったときの恒例と言えば、こちら。
気になった(もしくは、お気に入りの)絵のポストカード購入です。
今回はセットになって売られていたので、こちらのセットにしました。
やはり決め手になった柄は、Strawberry Thief(いちご泥棒)。
また気まぐれに、いろんな展覧会を覗いてみたいと思います。
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