南イタリアを感じるチョコレート。
みなさん、バレンタインのチョコレートギフトって、どうするかもう決めましたか?ネットでのご注文状況を見ていると、今のうちにお試しで買ってみて、本番にプレゼントするチョコを決めている方が多いように感じます。
わたくし明里は、オンラインショップのチョコレートの仕入れ担当なのですが、
実は、、今年入ってきているチョコレートの中で、一番お気に入りのチョコレートがあるんです。
それはこれ!
南イタリアの田舎町で、丁寧に手作りされている、トローニバーチというチョコレート。
昨年の、チョコレートの展示会場で出会ったのですが、パッケージの可愛さだけでなく、作っている菓子職人さんのお話を聞いたところ、なんと一つ一つ手作りだというこだわりっぷりに一目ぼれしてしまいました。
商品名にもなっている「トローニ」というのは、
イタリアに古くから伝わる、ハチミツやナッツを使った伝統的なお菓子のことです。
トローニバーチの産みの親、イノチェンゾォ ボリッロ氏は、若くしてナポリのCaflishで菓子職人としての修業を積み、1891年、サンマルコに小さなお菓子工房を開きました。そして温め続けた自分自身のアイデアを一つのトローネ(複数形トローニ)として完成させたそうです。
100年以上伝統を守り続けた、歴史のあるチョコレートなんです。
現在は3代目となる、お孫さんが受け継いで、作り続けています。
創業者のおじいさんと、3代目のお孫さんは、
フランスの最高勲章の「レジオンドヌール勲章」を受章されていて、
国内外でもとっても有名な方なんです。
他にも、輸入の担当者さんからいただいた写真がありまして、
この写真の、真ん中のメガネをかけている方は、
元イタリア首相のアンドレオッティー氏です。
イタリア国内からもとても大切に思われていることが伝わる写真ですよね。
輸入している日本人の方に話を聞いたところ
「おじいさんとおばあさんたちが、ひとつひとつ手作りしているから、決まった数量しか作れないんです。だから、毎年バレンタインの時期でも、決まった数しかお届けすることが出来ないんです。」
ということでした。
しかも手作業で、おばあちゃんが材料のアーモンドやヘーゼルナッツを丁寧に虫が食べた物が入っていないか丁寧に選別しているんだそうです。
これをしないと、苦くなって品質が落ちてしまうそうです。
これが、レジオンドヌール勲章を受章するレベルのこだわりなのですね。
おじいさんとおばあさんが、南イタリアの田舎町でひとつひとつ手作りしているチョコレートだなんて…その言葉を聞くだけでも想像がものすごく広がるのに、世界的にも認められているチョコレート。今すぐにでも南イタリアへ行ってみたい気持ちになってしまいます!
いつかはイタリアへ行きたいな!
という気持ちを胸に抱きながら、
トローニバーチをほおばる明里でした。
明里イチオシのトローニバーチはこちら!
(みんなで分けやすい大きいサイズと、ちょっとしたギフトにちょうど良い小さいサイズがございます。)